拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

読書の秋…

秋が深まり、11月になってからぐーっと日照時間が短くなっているのにも関われず、人間界の方では何かが大きく変化しようとしている。 11月1日 大阪都構想反対多数で否決 11月5日 スイスの我がヴォー州において、レストラン、カフェなど今月一杯閉鎖… 11月8日…

超越とウイルス

先日ジョニー・デップ主演、クリストファー・ノーラン製作総指揮、 ウオリー・フィスター監督の映画『トランセンデンス(超越)』を観た。 2014年公開の映画の内容はまるで、ユヴァル・ノア・ハラリ著の本『ホモ・デウス』を基にしたのか?と思わせるような…

太郎出没!

【仁義なき都構想 第一話】大阪が都(ト)になったら格好エエやん!編 スイスに住んでいるし、日本の動向はテレビでは見られないので、インターネットの世話になっているが、最近とみに『山本太郎』がFacebookライブやらYoutubeやらで本当によく見かける。特…

『日日是好日』を読んで 

昨年だったか、アマゾンプライムで映画『日々是好日』を観て、素晴らしい…と思った。 それが先日、北海道の田舎に住んでいる姉と携帯の映電で話した時、この映画の話がでてもう一度見る気になって観てみた。そしてさらに森下典子著の原作『日日是好日 お茶が…

世間(ソウシャルディスタンス)にマスク

『人間』という言葉・・・もともと仏教用語らしいが、江戸期まえまでは『世間』という意味合いで使われていて、江戸期になってから現在のような意味で使われている言葉らしい。 たしかに、人間は生まれてから何年もの間、一人では何も出来ない動物だし、成長…

東洋思想勉強会・感想

9月16日のブログで案内した勉強会『東洋思想』が9月26日に行われた。 相方も参加して合計7人を前に馬骨の名前で約2時間半、途中休憩を交えてここ数年にまとめたはずの考えを披露した。 人前で話すのは、ガイドをしていた時以来…つまり18年ぶりだろうか?ホコ…

Images Vevey 2020 の写真フェス

Images Vevey2020、 ローザンヌの隣街Veveyでおこなわれている。 今年はコロナのために2年おきに行われる写真フェスないんじゃないか〜っと思っていた・・・というか正直言うとすっかり忘れていたし、いつもだったらローザンヌの街角のアチラコチラにポスタ…

『マスク』が意味するもの

コロナ感染がここスイスでも少しず広がっている。 店内、公共の乗り物、屋外でも大勢が集まる場所…などではマスク着用が義務付けられて、マスク姿がここヨーロッパでも日常の風景になってしまった。 今年の3月以前にはヨーロッパ人の『マスク着用』など考え…

『馬骨』の名前で出ています

★「東洋思想」の勉強会 日時 : 9月26日(土)14:00より場所: Maison des Associations, 15 rue des Savoises 1205 Genève (Plainpalais地区、 バス1番、トラム15番Cirque下車) 参加費: CTJ会員は無料、非会員は受講料10CHFをいただきます。申込み: 氏名、当…

『命の選別』発言こそ魔性の選別

大西氏は7月3日の動画で以下の発言をした。 「高齢者を長生きさせるのかっていうのは、我々真剣に考える必要があると思いますよ介護の分野でも医療の分野でも、これだけ人口の比率がおかしくなってる状況の中で、特に上の方の世代があまりに多くなってる状…

『一黙の年』2020

これまで生きてきて、これほど奇妙な夏はなかったような・・・ ボク一人だけではなくて、世界中の人間がマスクをする『一黙』の時代を迎え、時間の観念が薄れてくる。 本来深い呼吸のための『一黙』のチャンスも、慣れないマスクで人々の呼吸は逆に浅くなり…

命の選別−2

ム〜、俺はどんだけ頭が悪いのだろうか。 今頃になってあの『発言』の意味と重み…がようやっとわかってきた気がする。 世のお偉いさん、がよく言う『自分の頭で考えろ』・・・というのを多分、自分なりにオートマチックにやっていたら、今頃『これが俺の見解…

今こそ『山本太郎』原点へ!

山本太郎『核心に迫る国会質疑』TOP5 7月になって『れいわ新選組』は、都知事選での大敗と自党のホープと見なされていた大西つねき発言での痛手で支持者の分断が起こる中、ある方が『れいわ新選組』の原点である山本太郎が参議院議員であった時の国会質疑を…

メガネ−68・スマホ−65

先日、ローザンヌから電車で2時間半のバーゼルへ一泊旅行したときのこと。 出発の日の朝、ローザンヌ駅から電車に乗り込んでいざ席に着かんとする瞬間、ボクは普段メガネに紐をつけて胸辺りにぶら下げいるが、そのメガネが見当たらず、さっき駅のスーパーで…

命の選別…

れいわ新選組のメンバーの一人だった大西つねき氏の『命の選別』発言・・・ それをめぐる『れいわ新選組党』による総会がおこなわれ、その記者会見があった。 大西発言があったのが7月3日の動画、それが問題になったのが7月7日だった。 その7日から今日16日…

7月のマスク

スイスではコロナ騒動による自粛が6月になって緩んだことで、感染者数が増えてきた。 それで今週になって公共の乗り物の中では『マスク使用』、それと商店の中でも『マスク使用』が義務化されることになった。 この暑い夏の盛りに、しかもヨーロッパで『マス…

史上最高のシナリオ

すべては2011年3月11日の東北大震災と大津波とそれによる原発事故から始まった。 それまで、日本の荒廃はかなり進行していたにもかかわらず、そんなことには全く気にもかけずに見せかけの平安に我々は腰を据えていたのだ。 それが3・11 で何もかも露呈し日…

全開した『メロリンQ−力』

またまた、やってくれました山本太郎! 昨日、山本太郎は東京都知事選挙に出馬表明をしました。 その記者会見を見た郷原信郎さん等がすぐにアップした動画に共鳴する一撮としてはこれを広く見ていただきたい一心で我がブログにのせます。 【山本太郎氏出馬会…

No 握手・Yes マスク…ボクの陰謀

今回の『コロナ騒動』っていうのは、ボク的視点では 西洋の伝統に大きな衝撃を与えつつ、東洋の文化の進出のチャンス?となるかも。なのだ。 ボクが渡欧したとき最初のカルチャーショックは、婦人とは頬へのキッス、男性には握手の挨拶方法であったが、それ…

一撮ロゴ完成

花粉症と小風邪で咳痰の日々で何もやる気がない状態が続いていたのに、昨日突然やる気が湧いて十年来の念願だった一撮ロゴが出来上がった。 鈴木大拙の本を読んでいたら『創造欲』が湧いてくる…ということが実にシバシバあるので、やはり彼の言葉には人をし…

浮浪(はぐれ)雲…

漫画家 ジョージ・秋山氏 77歳 死去5月12日・・・という訃報が数日前あった。 サングラスをした秋山氏のお顔を初めて拝見した。 『浮浪雲』は1973年から漫画週刊誌ビッグコミックオリジナルで連載開始し、2017年に終了し、44年の長きに渡って連載が続いたと…

映画『 Homme Less 』を見て

こちらスイスでは対コロナ騒動の自粛ムードがゆるんでいるというのに、ボクの方は花粉症のクシャミとプチ風邪による夜中の喘息風『咳』で熟睡出来ず、心配性の相方は勝手にコロナテストを申し込んでしまって、検査を受ける羽目になり、幸運にも今朝『Negativ…

単才坊が観る風景〜福島オリンピック

この付近(スイス、ローザンヌ)では徐々にコロナ騒動からの立ち直り的雰囲気を醸し出している。 3月中旬から約2ヶ月間自粛で頑張った全市民の要望的観測にのっとった普通生活が始まろうとしている。 細かいところにうるさい相方は、『正しく怖れるよきスイ…

花粉症2020

三日前の5月17日より、ついに来ましたボクの『季節のモノ』・・・花粉症。 コロナのご時世、外出時に顔をやたらに触れることはご法度なのに、必要以上に思わず顔に手がいく…眼がやたらに痒くて痒くてなんだかじっとしていられない、鼻汁がすーっと勝手に出て…

『魂の退社』を読んで…

前回の『寂しい生活』と同じ著者の稲垣えみ子さんの本『魂の退社』を読んだ。 これを読んで、前回の本『寂しい生活』への流れがよくわかったのは、そもそも『魂の退社』2016年出版、『寂しい生活』2017年出版の順であったからであったのだ。 『魂の退社』が…

『寂しい生活』を読んで

スイスでも昨日から『ちょっとゆるく、レストランとかカフェとかお店などがオープン』。 で、今朝から急に温度が下がって寒いくらいの気温だったが、相方と今日のボクの68回目の誕生日に何かプレゼント用、本でも買いに行きましょうと街にでかけた。 今日ま…

弥勒にたずねよ

『コロナ騒動』は世界に様々な問題を浮き彫りにしながら、各国それぞれのやり方で収束にむけて懸命な努力をしている。 スイスも 4月27日(月)ちょうど一週間前には〜美容室、床屋、マッサージサロン、ガーデニング用品、花屋 病院、診療所、リハビリ院 な…

仏語

仏語…といえば、普通フランス語を意味するが、一撮的には『ふツ−=不二・語』で仏の言葉の意となる。 仏語は、究極的に非言語コミュニケーションを意味する。 仏語の普及を担ったのが『菩薩』で、それが『道』として一般大衆に広く普及を成功させた国が日本…

非言語コミュニケーション

前回のブログ『マスクの奥の一黙』の続き… マスクが一黙の象徴とすれば、その先に『非言語コミュニケーション』の世界が広がる…という話。 そもそも、このブログ題名が『拈華微笑』であるが、これって人間の深化の最先端のあり方。 世界的ベストセラー本『サ…

マスクの奥の一黙

昔から『目は口ほどに物を言う』…というが、実際、世界中の人々がマスクをしているのを見ると、人間にとって、口元の表情もいかに大切であるかというのを痛感する日々。 マスクをしている表情からは意外に何を考えているのか分からないという、不気味さを覚…