拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

色読是空

『日日是好日』を読んで 

昨年だったか、アマゾンプライムで映画『日々是好日』を観て、素晴らしい…と思った。 それが先日、北海道の田舎に住んでいる姉と携帯の映電で話した時、この映画の話がでてもう一度見る気になって観てみた。そしてさらに森下典子著の原作『日日是好日 お茶が…

『魂の退社』を読んで…

前回の『寂しい生活』と同じ著者の稲垣えみ子さんの本『魂の退社』を読んだ。 これを読んで、前回の本『寂しい生活』への流れがよくわかったのは、そもそも『魂の退社』2016年出版、『寂しい生活』2017年出版の順であったからであったのだ。 『魂の退社』が…

『寂しい生活』を読んで

スイスでも昨日から『ちょっとゆるく、レストランとかカフェとかお店などがオープン』。 で、今朝から急に温度が下がって寒いくらいの気温だったが、相方と今日のボクの68回目の誕生日に何かプレゼント用、本でも買いに行きましょうと街にでかけた。 今日ま…

王様になった俺

先週の日曜 1月6日はキリストの誕生を世に公にした三人の王様にちなんで「王様の日」でパンの中に小さな陶の王様を隠し、それを何人かで分けあって食べたとき、その王様を当てた者が王様になる…という宗教的慣習『王様の日』がある。 ボクはわりとよく当てる…

Origin を読んで…

ダン・ブラウン著のオリジンを読んだ。 友人が得意気にこの本の話をするので、どれどれ…と読んだが、最近本をほとんど読んでない為か集中力に欠け前半にかなりの 日数がかかった、眠くて、眠くて… 。 既存の宗教を壊滅(という言葉は使ってなかったが)させ…

 群青の海へ… 平山郁夫著

去年2017年10月、尾道を2泊3日した最終日、ホテルの地上階が船乗り場でそこにある海図を見ると 幾つか島巡り図があり、生口島という島に平山郁夫美術館というのがあった。平山画伯については、ボクが丁度禅修行のために日本に帰国している時(例えば1987年、…

忘れると来るモノ ”酔足抄”

それは日本のある座禅会の会員誌でここ7年ほど毎年秋が深まる頃、突然届けられる。7年も続いて届けられれば期待感とか普通もつけれど、現実はそうでなく、いつもすっかり忘れている時を狙って届けられるような気がするほど、届くといつも凄く驚き喜ぶ。 な…