拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

 Dan〜す・コンCool !!

昨日2/2日も、バレエ・コンクールへでかけた。3日連続である。
ホール入り口で、切符売場か変わっているようなので係員に聞いて、そちらに向かおうとした時
『買わないで、ちょっと待ってください』と若い女性から声をかけられた。
『一緒に来る予定の人が来れなくなったので、この切符を使って下さい』…との申し出!

いよいよ本番のステージをみることになって、中に入るとステージ前から10列ぐらいを空席にして
審査員の先生方9人が中央に並んで座りその後方から一般客、関係者らが席を占めて下の階はほぼ満席であった。
ボクはステージに向かって右側奥、ステージじから結構離れている所に座って見ることにした。
ステージ左上方に各ダンサーの出身国、年齢、名前などの情報がモニターされる。

最初の2日間と違い、女子のバレリーナはきらびやかな衣装、そして化粧をして遠目にも美しく、まさに本番。

この日、3日目は第一部がクラシック・バレエ、第二部がコンテンポラリーダンスを同一人物が踊り
世界中から集まった若きダンサー74名から21名に選抜されるシステムらしい。

各自、いくつか選択はあるものの、ほぼおなじ曲を違うダンサーが次から次へ踊るのを見ていると
面白い現象がボクの中で起きていることに気付いた。
踊り手によって、同じ音楽が違って聞こえる感じがするのだ。踊り手によるダンス・音楽の解釈の違いが
表現にでてくるのであろうか?

そして、コンテンポラリーダンスが始まった時、ボクは夢中になっていた。
同じダンサーとは思えない、全く違った表現のあり方や、誰も教えることができない持って生まれた
才能としか云いようのないその人の個性とダンスが一体になった時のダンスの表現力にボクは見入っていた。

帰宅してからホームページに21名の選抜者が発表される、とのことで、19時になって見てみると
二人の日本人が選ばていた。Oki AinaさんとMoriwaki Takayukiさんの名前があった。
ボク的には Shun Nagasueさんが印象に残ったんだけど…残念ながら名前がなかった。


    ダンスとは何の関係もないが、いまローザンヌの美術館を通り越して同館内にある
    博物館の動物の剥製が展示されている所に中国人アーティストのAI Weiwei 艾未未のドラゴンが踊っている図