拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

ブリューゲルにバルチュウス

 今日仕事をしていてお客さんと話をしていた。初老の人のいい夫婦でジュネーブのアパートでおとなしいが家で飼うには結構大きい犬のアイシャーと住んでいる。彼らはここに来る前までウイーンに住んでいたそうで、どちらがすきですか?と聞くと、旦那さんはウイーンの方が好きだという。

 いやーこれは是非一度、いってみたいです・・・ボクの好きな画家・・・ほら冬の狩人がでてくるやつ・・・(とその画家の名前がぜんぜん出てきそうもないので諦めて話す)相手の夫婦もボクの言わんとする画家がわかったようであるがやはりボクと同じく名前が出てこないようで、なんか話が煮詰まらない・・・。

 ボクの好きな画家だから、よくその名前を出して話を盛りあげようとするとき、残念ながらその名前が出てこないことがショッ中ある。これはなんとかしなければ・・・と家に帰ってからその画家の名前を調べて手帳にメモした。

 それは、・・・ええと、ブリューゲル そして終のすみかをスイスの田舎にえらんで、3,4年前に死んだバルチュウス。

 特にブリューゲルの<雪中の狩人>の絵は、高校の時の美術の教科書に出ていて、複写した思い出がある。
 
 最近?亡くなた作家の中野孝次さんの本<ブリューゲルへの旅>をもう一度読んでみようかなと思った。