拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

仏語

仏語…といえば、普通フランス語を意味するが、一撮的には『ふツ−=不二・語』で仏の言葉の意となる。 仏語は、究極的に非言語コミュニケーションを意味する。 仏語の普及を担ったのが『菩薩』で、それが『道』として一般大衆に広く普及を成功させた国が日本…

非言語コミュニケーション

前回のブログ『マスクの奥の一黙』の続き… マスクが一黙の象徴とすれば、その先に『非言語コミュニケーション』の世界が広がる…という話。 そもそも、このブログ題名が『拈華微笑』であるが、これって人間の深化の最先端のあり方。 世界的ベストセラー本『サ…

マスクの奥の一黙

昔から『目は口ほどに物を言う』…というが、実際、世界中の人々がマスクをしているのを見ると、人間にとって、口元の表情もいかに大切であるかというのを痛感する日々。 マスクをしている表情からは意外に何を考えているのか分からないという、不気味さを覚…

合掌の時代

合掌の時代・・・がいよいよ来ることになったのだろうか。 昔々、釈迦の悟りから敷衍したお経の一つ、法華経に常不軽菩薩の話がある。 会う人、会う人、誰に出会っても、『貴方はいつの日か、仏として目覚める方です…』と合掌礼拝した坊さんがいたそうだ。そ…

志村のギャグと安倍のギャグ

日本を代表するコメディアン志村けんさんが新型コロナウイルスに感染して亡くなって何日目だろう…。 世界中が『自宅待機』状態になり、自然とインターネットを見る機会がふえ、Youtubeなんかでは『志村けん特集』が大量にアップされているが、理屈抜きで笑わ…

零和へ

昨日の朝のニコルシカ この写真を見た時、何故か映画『風の谷のナウシカ』を想起した… 映画は昔見たが、内容がさっぱりわからなかったにもかかわらず、最初の場面はとても印象に残って、その禁断の雰囲気と美しさがたぶん澄み切った朝の空気に見えたのだと思…

もう一つの『三密』の世界

先日、東京都知事の小池知事が都民に対して、コロナウイルス感染を防ぐ方策として『三密』というのを提唱した。…つまり密閉、密集、密接を避けることを強く要請したのだ。 三密って、なんか聞いたことがあるなぁ…と思ったら、ちょうど今読んでいる本が空海関…

梵笛 = Bonne Fête

お釈迦様、誕生日おめでとうございます。 貴方は何歳ですか?

万事休す…

今朝6時過ぎのレマン湖が左、前方奥低く左右に広がるジュラ山脈の上に輝くお月さま。 『万事休す』…まさに万事休すを絵にした様な事態が現実に起こっている、ということを一瞬忘れさすほぼ満月の美しい月が早朝の山の上に輝いていた。 『万事休す』の原因と…

社会的距離・考察

『社会的距離』…って、いま世界中で最も意識されている言葉。 大辞林によると: 個人と個人、個人と集団、集団と集団の間における親疎の程度。これが小さいほど親近感が強く、好意的な態度となる。 ・・・というような、社会学的見解を披露しているが、今起…

念念コロリ…

こんなに人類が全世界的に攻め込められる状態・・・というのはそう滅多にあるものではない。 こんなとき、我々人類は手をこまねいてぼ~っとしているのは能がないと思う。 宗教の有る無しに関わらず、一人一人が念じる、あるいは祈る・・・というごく素朴な…

シュールな春日和に

『世界的引きこもり期』って史上初…だろうか? うららかな春日和の一方で、在スイス日本国大使館情報によるスイスの累計感染者数は1万6176人(前日比+701人)累計死亡者数373人(前日比78人)・・・という数字に異次元感。 まったく、どういった時期を我々…