拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

2019-01-01から1年間の記事一覧

お悟り…

自分の頭の中では『いつも日本語』で考えているから、常に日本語で話している気になっているが、現実は『独り言』なのだ…。 そう思ったのは今日、久しぶりに日本人の友人と話していると、(バカ話であればそうわ思わなかっただろうけど)30年付き合っている…

巨人サンタと按摩

先月11月中旬、友人(日本人)の陶芸アトリエ30周年記念イベントに客寄せとして10分間按摩をやらんか?…との依頼があり、引き受けた。 陶芸のことは全くわからないが、日本人としてこちらスイスで活動するのは、どんなもんなんだろう…彼もフランス語が下手だ…

考えるな、漢字ろ!〜 響き(ライブ)

先日、バトミントンの友人(ベトナム人)がビルヌーブというローザンヌから電車で30分の所で惣菜屋兼食堂をオープンするにあたって、この街が月イチで行う第3週の金曜の夜に各店が店頭や店内に試食を提供するプチ祭り…をやるので、時間が許す人は是非来て下…

不立文字の『痛』

じつは、今日…歯医者で『親知らず』を抜いてもらうことになっていたのをわすれていた。歯医者で歯を抜くのは何十年ぶりだろう?抜く時、どんな痛みなもんだろうか? AI…がどうのこうのという超新時代である現代であるなら、何の痛みすら感じず、サラッと抜い…

痛て〜っ!

引越し屋を退職して2年半にして、久々の腰痛は空前絶後に痛く、起き上がるも、床に伏せるも一々必死の状態を4〜5日足掛け一週間家から一歩も出ることができずにいた。 今日あたりから、腰が固まりながらもゆっくり歩けることが出来て外の空気を吸えた。 体…

孤独…死

先日ネットで『孤独死』についての記事を読む機会があった。 少子化、老齢化が進む中当然の現象として老人の孤独死の増加があるわけであるが 問題は、老人や中年と呼ばれる人々が独りで死んで、遺体が腐敗するほどの期間誰も気づかずに放置…それも賃貸家屋の…

奴が桜と散るか?日本塵となるか?

「桜を見る会」が直撃?・・・内閣支持率7Pダウンの背景「11月世論調査を読む」 海外在住の身としては、一般的日本人がどういった政治的視点をもっているのかを知ることは実際問題として難しい。 しかし、こういったこともYoutubeなんかで、メディアによる…

闇観じ 自ずと灯す 法灯明 … みどりさ〜ん、有難う…

【木内みどりの小さなラジオ Vol.8】ゲスト:「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」代表 志村真介・季世恵ご夫妻 木内みどりさんの訃報はあまりにも唐突だった。 山本太郎を本当に温かく支える、木内みどりさんの存在はボクにとっても同志のような大変頼もしい姐…

レマン湖調査until2026

今年の2月に設置されたそうだが、我がレマン湖散歩コースをゆくといつもこれが見える。 船に見えるかもしれないが、実際はこんな感じ⬇︎(EPFLホームページより) なんでも『 LéXPLORE 』というレマン湖調査船?で2019〜2026年までの7年間、錨をおろして固定…

11月の赤トンボ

昨日11月1日、相方ニコルの従姉妹の息子・テル君がついに結婚した。 彼については8年前の2011年8月にこのブログに引っ越しする前のブログで書いた。 嗚呼! 日瑞の恋 - 拈華微笑 ネンゲ・ミショウ 日本に恋に落ちたテル君は、日本に住むべくあらゆる手段を駆…

紙が神と同じ発音のわけ…

昨日、バーゼル(ローザンヌから電車で2時間のスイスドイツ語圏の街)にある紙博物館へいってきた。 その3階の展示場で製本作業を仕事とする友人が他の2人とグループ展をするというので、でかけたわけだ。 『紙博物館』…って、なんとなく地味な感じがしてぜ…

ホモ・サトリ(その1)

先日、無理やり読了した『ホモ・サピエンス』…して今、『ホモ・ゼウス』を読書中。 どちらも、世界中でベストセラーとなっているイスラエルの大学教授ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書で、我々人間の営みというのが、ホモ・サピエンスという人類が地球上で生…

 36年ぶりのヴェニス

36年ぶり…って、どういうことなのか?? 初めてヨーロッパに来た時、(1983年)当時のスイス人ガールフレンドに連れられて来たはずのヴェニスのボクの思い出は完全に『モノクロ』になっていて、その記憶というのは本当に断片的なもので、『死んだ街』という…

歩く、死人たち…

これまでにないような物凄い台風19号が関東、東北に上陸しようとしている… そんな時、日本にいたならもっと実感を持って共感することができるだろうに、スイスにきてほぼ28年、台風も地震も何もない、災害と無縁の楽園に住んでいる自分はその事自体に罪悪感…

ローザンヌの庭(2)

ローザンヌ庭展をテーマに7月1日2019のブログに書きましたが、それが秋も深まり終わる時期に迫っているので、近場で観ることが出来たものの中から少し評価してみたおと思います。 まぁ、自分もそういう年齢になってしまったけど、このローザンヌ庭展を全部踏…

あるスイスの高校3年生

タンデムという、日仏語交流会に週一で参加しているが、昨日は一年ぶりで再会した高校生サミュエル君と一時間は日本語で、もう一時間をフランス語で会話を楽しんだ。 子供のいないボクとしては、高校生…特にスイスの高校生と話をする機会はなかなかないので…

連邦工科大学オープンday

大学に行ってないボクにとって、大学というとなんとなく憧れを抱くが、特にローザンヌにある連邦工科大学(略してEPFL)は場所も風光明媚なレマン湖畔にあり、広いキャンパスには日本人建築家による図書館兼学生がくつろげるスペースとなっているローレック…

ジャレない猫

これまで、様々なミッションをこなしてきたが、今回のは初体験であった。 何年もあってない知人に近い友人からメールで『旅行にゆくので、3泊してうちの猫の面倒を見てもらえませんか?』という依頼をうけた。 10年ぐらい前に猫の写真で『花猫風月』の題名…

心肺(心配)機能の低下

だからオヤジギャグはやめられない… この言葉はうまい具合に老化による機能低下を表している。 オヤジギャグといえば、こちらスイスのオヤジ達もやるらしい… 先日、相方の姉が彼女のボーイフレンド(70歳)のオヤジギャグにうんざり…しているとう話をしてい…

急がば Zen

安藤礼二著、『大拙』を読了…というとカッコいいが、数えられないほどの居眠りの末、3ヶ月ほどかかって読み終えた。 この本についての紹介記事を何かで見つけた時は、我が鈴木大拙に関する本がついにでたのか!…という大きい驚きと喜びとで、ためらわずに『…

妻の背が…

これを書いている時点で 23:00、だからもうすぐ明日だが、9月6日は相方の誕生日。 今日、木曜日はニコルは休みなので去年のようにスイスの首都ベルンへいってイヤリングか何か誕生日プレゼントを買いに行きましょう…と、行ってきた。が、結局何も買わずに帰…

還暦とReligion

還暦…から7年も過ぎたが、還暦は60歳の時のみを意味しているのだとは思わない。 60過ぎたらそれ以降がすべて還暦ということ。というのは Religion(宗教)をググると、ラテン語でRe (再び)+Ligare(結びつける)…と説明がある。それに最近、フランスで有名…

極楽

快晴のレマン湖を見るともなく見てつくづく思う。 2年前に退職するまでは、自分にとって『天気』はわりとどうでも良かった。 (雇われ)引っ越し屋として、現場責任者(責任者といってもなんの肩書をもらうわけでもなく、一人いた先輩が辞めたあと自動的に責…

靴酔い

世の中の変化のすざまじさ、というのは我ら昭和人こそ『当事者』ということができるように思う。 先日、2年ぶりで靴を新調した。いわゆるズック靴の類であるが、靴屋で試し履きをしたときは、足全体が羽が生えたように軽く、真綿でくるまれているような心地…

震えるタイプ

先週、我がスイスのバーゼルという街(ローザンヌから電車で2時間)でなんとバトミントン・ワールドカップが行なわれた。 週末の準決勝、決勝は入場料も高いだろうし…ということで、木曜日に見に行ってきた。チャンピオンになった桃田賢斗も見たし、女子シン…

考えるな、漢字ろ!『開』の巻

禅寺で修行中、坐禅する前後というか、何か一区切りあるたびに参加者みんなで唱える『四弘誓願』というお経があった。 菩薩の誓願というので、非常に短いお経で… 『衆生無辺誓願度』『煩悩無数誓願断』『法門無量誓願学』『仏道無上誓願成』…の4っの誓願を…

考えるな、漢字ろ!(その1)

極東の地、日本で『花鳥風月』という果実にまで昇華したインドで生まれた仏陀の『悟り』は、中国で儒教や道教の影響を受けて『禅』として花を咲かせる頃に日本に輸入されたのだろう。 禅が日本で実をつけた理由というのは、宗教歴史学者を筆頭に様々な立場の…

哲玄老師の円月殺法

まぁ、それほど長生きしているわけではないが(67歳)、Youtubeで様々な分野のエキスパートの方々の話を聞くと、それなりに長生きしてよかったな~と、つくづく思わざるを得ない。 スイスの片田舎に住みながら、日本語で結構長い講義などを聞くことができる……

仏性は『和』のDNA

馬骨考−仏教研究会を立ち上げ、数ヶ月。 ボクはついに仏性は『和』のDNAであることをつきとめた。 かなり複雑になった仏教を現代人にわかりやすく説明する方法を退職して以来あまり根を詰めることもなく緩やかに研究するともなく研究した結果がここになって…

選挙が100倍面白くなるインターネット界へ!ようこそ

2011年6月、ボクが最初のスマートフォンを買って俳句でツイッターに入ってから、はや8年… それまで日本のニュースとはほとんど無縁状態であったのが、ツイッターを通して他の様々なネットメディアに導かれ、東北大震災の原発事故を含めた問題に対する政府の…