拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

ヨーロッパの風

『寂しい生活』を読んで

スイスでも昨日から『ちょっとゆるく、レストランとかカフェとかお店などがオープン』。 で、今朝から急に温度が下がって寒いくらいの気温だったが、相方と今日のボクの68回目の誕生日に何かプレゼント用、本でも買いに行きましょうと街にでかけた。 今日ま…

零和へ

昨日の朝のニコルシカ この写真を見た時、何故か映画『風の谷のナウシカ』を想起した… 映画は昔見たが、内容がさっぱりわからなかったにもかかわらず、最初の場面はとても印象に残って、その禁断の雰囲気と美しさがたぶん澄み切った朝の空気に見えたのだと思…

21時の拍手…

なんだか、閉じこもり生活…というのだろうか?ものすごくヘンテコリンな気持ちを強いられる生活が始まって、ボク的には5日目ぐらいをむかえようとしている日々。 もうすぐ68歳を迎えるボクでも初体験というか、すでにSF映画なんかでは経験したことのある徐々…

侘び寂びの頃な?

コロナウイルス感染がかなり深刻なレベルで迫ってきているため スイスもいよいよ明日から、食料品店、薬局、郵便局、銀行、など以外の人の集まる店などは4月下旬まで閉店となるそうだ。 『65歳以上の老人は無用な外出を控えてください…』とのことらしいが、…

昨日は場憐単位デ〜

2月12日(水)、相方ニコルは膝の手術を受けた。 30分ぐらいの簡単な手術で、術後すぐ帰宅できて、回復も早い・・・予定であったが、いざ手術が始まると予想もしない事態を確認、外科医は即対応…一時間の手術になり、6週間は手術した方の足に体重をかけない…

ローザンヌ・ユースオリンピック2020

わりと突然降って湧いたようなユース冬季オリンピックがローザンヌで行われる運びとなったようで、1月9日〜22日までこのオリンピックのシンボルカラーというのかピンクと水色のノボリが街中にあふれている。 何でも、70ヶ国の15〜18歳の少年少女1880人が参加…

レマン湖調査until2026

今年の2月に設置されたそうだが、我がレマン湖散歩コースをゆくといつもこれが見える。 船に見えるかもしれないが、実際はこんな感じ⬇︎(EPFLホームページより) なんでも『 LéXPLORE 』というレマン湖調査船?で2019〜2026年までの7年間、錨をおろして固定…

紙が神と同じ発音のわけ…

昨日、バーゼル(ローザンヌから電車で2時間のスイスドイツ語圏の街)にある紙博物館へいってきた。 その3階の展示場で製本作業を仕事とする友人が他の2人とグループ展をするというので、でかけたわけだ。 『紙博物館』…って、なんとなく地味な感じがしてぜ…

 36年ぶりのヴェニス

36年ぶり…って、どういうことなのか?? 初めてヨーロッパに来た時、(1983年)当時のスイス人ガールフレンドに連れられて来たはずのヴェニスのボクの思い出は完全に『モノクロ』になっていて、その記憶というのは本当に断片的なもので、『死んだ街』という…

ローザンヌの庭(2)

ローザンヌ庭展をテーマに7月1日2019のブログに書きましたが、それが秋も深まり終わる時期に迫っているので、近場で観ることが出来たものの中から少し評価してみたおと思います。 まぁ、自分もそういう年齢になってしまったけど、このローザンヌ庭展を全部踏…

連邦工科大学オープンday

大学に行ってないボクにとって、大学というとなんとなく憧れを抱くが、特にローザンヌにある連邦工科大学(略してEPFL)は場所も風光明媚なレマン湖畔にあり、広いキャンパスには日本人建築家による図書館兼学生がくつろげるスペースとなっているローレック…

ジャレない猫

これまで、様々なミッションをこなしてきたが、今回のは初体験であった。 何年もあってない知人に近い友人からメールで『旅行にゆくので、3泊してうちの猫の面倒を見てもらえませんか?』という依頼をうけた。 10年ぐらい前に猫の写真で『花猫風月』の題名…

妻の背が…

これを書いている時点で 23:00、だからもうすぐ明日だが、9月6日は相方の誕生日。 今日、木曜日はニコルは休みなので去年のようにスイスの首都ベルンへいってイヤリングか何か誕生日プレゼントを買いに行きましょう…と、行ってきた。が、結局何も買わずに帰…

震えるタイプ

先週、我がスイスのバーゼルという街(ローザンヌから電車で2時間)でなんとバトミントン・ワールドカップが行なわれた。 週末の準決勝、決勝は入場料も高いだろうし…ということで、木曜日に見に行ってきた。チャンピオンになった桃田賢斗も見たし、女子シン…

包丁は跨げない

先日、ローザンヌの超一流ホテルで寿司職人として働いている二人の板前さんと話をする機会をえた。 彼らは日本で長年、板前修業してからスイスに来た三十代も後半の歳頃の男達で、根っから職人といった風貌に少し方言の混ざった話ぶりは、ボクにふる里の懐か…

西洋の能…

今週からローザンヌでは『旧市街祭り』が始まった。 毎年行なわれるこの初夏の祭りは、ボクにとってほんのちょっと日本の『お盆』の時期夜に屋台が並ぶ人混みをぶらつく…そんな気分にさせてくれる催し物。 一週間、毎晩旧市街のいくつかのステージで音楽、芝…

第6回『ローザンヌの庭』

今年で6回目を迎えるそうだ。『ローザンヌの庭』展… 1997年から始まった庭展は、以来4〜5年おきにローザンヌ市内のあちらこちらに工夫を凝らした庭が6月〜10月までローザンヌ市民や観光客の眼を楽しませる。 全部見る人は、おそらくそんなに多くはないで…

うだる暑さは…

あ、あ~…6月も今日一日。 晴天が一週間ぐらい続きローザンヌは30度を越える暑さで、ついに相方は自分の部屋に扇風機を買いに走った。 これまでは、寝室に暑いときだけ扇風機を設置してタイマーで寝るときの一時間設置したりして安らかな睡眠に入ることがで…

女どもよ、立ち上がれ!

先週の金曜日、6月14日フランス語で『Grève des Femmes』…で、女性ストライキという意味のデモがスイス国内中で行われた。 スイスはヨーロッパ史上でも多分もっとも男尊女卑な扱いを女性は受け続けてきた国かもしれない。 スイス婦人参政権が許されたのはな…

明日は昇天祭

金曜から2年ぶりの写真展をするのに、きょうはボクがゴッドファーザーをしている友人の息子18歳になるジョナスと青い目の禅坊主クロード坊の助手でギャラリーで写真の設置。 クロード坊はこういうことに疎くもう一つであったが、芸術学校に通うジョナスのな…

花粉症お見舞い

先日の一泊二日のイタリアはパビア旅行中、二日目の郊外にある修道院を訪ねたあたりから、なんだかよくクシャミがで洟水がで、それで鼻をかんだら必ずクシャミが二回でることで・・・あゝ、花粉症…っと思った。 花粉症はボクにとって『5月病』ということにな…

ローザンヌ新美術館MCBA

この週末、正式には2021年2月オープン予定の州立美術館(Musée Cantonal des Beaux-Arts Lausanne) が土日の2日間だけ一般公開した。 現在のローザンヌ駅のすぐ横に昔あった旧駅の場所に、2016年〜今年2019年まで新美術館がスペイン・バルセロナ設計事務所『…

サマータイムで花見かな

今朝、恒例の我が家の全時計一時間進め作業。今日よりサマータイムが始まった! 来瑞したばかりの頃、時計の針を一時間進めるのか遅らすのかよくわからなくて頭を悩ませたものだが、今はスマホやPCが自動的に時間を調整してくれているので楽だ。 我が家には1…

春の彼岸に木蓮か?

昨日は春分の日だった。 知らずに散歩していたら、あまりに見事な木蓮。 オリンピック博物館前の『木蓮』で、これが毎年どの花よりも早く咲き誇る木蓮でいつもこの時期であることを思い出し、ついで今日が春分の日であることを思い出した。 今日から陽が伸び…

オープン・アートスクール雑感

先日、長年いっぺんは見てみたいとおもっていたローザンヌの州立アートスクールの一般公開があって見学してきた。 思った以上に立派・・・の一言。 まぁ、40年前にボクが通った芸術学院はその当時でも『寺子屋』名称でも通用するミニミニな規模の学校であっ…

突貫工事のローザンヌ

去年の夏からトンネル工事は始まっていたが、目下我がアパートの真下を掘削中のようで日曜以外の日は朝6時から22時まで交代で市電(ローザンヌ市内と郊外を結ぶ』の将来を見込んで2020年末完成予定のトンネル工事を行っている。 実は同様な工事を15年ぐらい…

王様になった俺

先週の日曜 1月6日はキリストの誕生を世に公にした三人の王様にちなんで「王様の日」でパンの中に小さな陶の王様を隠し、それを何人かで分けあって食べたとき、その王様を当てた者が王様になる…という宗教的慣習『王様の日』がある。 ボクはわりとよく当てる…

Gstaadという商標

朝、目を覚ました相方が雪景色が見たい…と急に言い出してGstaadグスタッドへ行くことになった。 お金持ちの保養地としてスイスでも有名な田舎村は、とくに今のような寒いシーズン、スキーをやるわけでもないので相方が言うまで全く興味がなかった。が、ガイ…

ほとんど恒例の旅・パリ

前回のように今回も携帯でこれを書いているが、奇妙だ。これまで机PCで書いてきた。 前回は旅先からだから選択の余地がなかったが…しかし、おかげで複数写真を同時アップできる編集アプリの使用出来ることがわかったし、携帯さえあればどこにいてもブログが…

暮れる年

今日、クリスマスを一日前にしてニコルの両親、姉と娘&その婿そして我々夫婦でクリスマス会を開いた。 今年、11月にニコルの伯母(義父の姉)が93歳でなくなった。ボクがスイスに来てから初めて身近な人がなくなった。 30数年前、僕等がスイスで初めて借り…