拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

ヨーロッパの風

『キン○マ』?!

ヨーロッパで生きていくには、一日にジョークの一つや二つは言えないと… 三十数年前に初めてローザンヌに来た時に、強烈に思い知らされながらも…27年間、一度もジョークを自分から発した事はなかった。というか、様々な理由でジョークが言えなかったのだ。 …

音楽は情熱の波動か

この季節にローザンヌで毎年行われ、今年で21回目を迎える『Festival BACH de Lausanne』フェスティバル・バッハ・・・これに関わっている知り合いのおかげで昨夜は素晴らしいバイオリン・ソロに遭遇した。 我が家から徒歩11分にある街中の教会でそのコンサ…

漢文かいな!

今年の春くらいから?だったろうか… 日仏言語文化交流をめざし、ネットでもって運営しているTandem(タンデム):=二人組の意:というものを友人が紹介してくれ週一で参加している。 フランス語を母国語とする人と日本人が一時間ずつ交互に言葉を教え合う……

フラミンゴと北京と

相方のバカンスに伴い、2泊3日の南仏はアビニョンへでかけた。 相方の昔からの夢であったという『カマルグ自然公園』へガイドツアー半日コースに参加した。地図を見るとカマルグ自然公園はボクがなんどか足を運んだフォトフェスで有名なアルルの直ぐ側の地…

 -Imageの街- Vevey 2018 ・その1

フォノグラフィ?だかなんだか知らないが物凄い臨場感に、俺は驚いた。 妖しげな地下の一室に設置されるモニターにはわけのわからないパターン映像が… このぐらい徹底して遊んでくれると、こっちも楽しめる・・・ ヤバイ赤光線に『魔』がさすような雰囲気を…

 ソフォラ・ジャポニカ

およそ2週間連続の熱帯夜に耐えた今朝は、どんよりと曇った空からは涼しいを通り越した寒いくらいの風がふいている。 昨夜のツイッターで沖縄県知事の翁長氏の訃報を聞いて、驚いた。痩せて体調が良くない感じはしていたけれど まさか、亡くなるとは思いもし…

Ropraz(ゴップラ)村の美術館

ゴップラ村は人口450人に満たぬ小さな村、ローザンヌから車で30分ほど北の緩やかな山中にある。 そこに、ビックリするほど根性のある美術館があるんだから、ずーっと前から驚いていた。 普通の大きな農家を改造して1989年にオープンしたという。 名は『l'Est…

 夏の風物詩〜旧市街祭り

関西豪雨による死者が現時点で189人、行方不明者68人と報じられている… ご冥福をお祈りします。 前回のブログで書いた時点で、すでに片山さつき議員の軽率なツイッターが批判をあびていたが、死者が増えるに連れて ますます批判が高まり、今や国会で問題とし…

 バトミントン復活の兆し

去年6月に退職してから、バトミントン復活への道を模索して もと教師D.J(スイス人)とその仲間・・・ほとんど、初心者+高齢+自分勝手流・・・なので別の道を探したところ 偶然見つけたバトミントン・クラブは、老若男女+レベル混在+プラスチック製羽使…

  ジュネーブの観音楽祭

6月21日の夏至の日、1982年よりフランスの国会が『音楽祭の日』に制定! それが、我がスイスフランス語圏にも影響を受け、ローザンヌはフランスと同じく21日の日に街中で音楽。 となり町、ジュネーブでは21日(金)から土、日曜日と週末、街が音楽一色に染ま…

 特別公演 = Gala / 芝居とダンス

25歳になる友人の娘の誕生日のお祝いに、相方が前から予約していた劇場でのダンスを主体にした『Gala=特別公演』を3人で観てきた。 このGalaという演物(だしもの)は去年すでに行われ非常に評判が良かった…ということを後で知った。 この公演については…

  アート・バーゼル最初で最後

アート・カメレオン一撮 バーゼル色に変身した図ミーハーごころでかの世界的アート・フェアーに行ってきました。 本来大人6千円のところをネット+老人料金で4千円の切符を携帯にひそめて。まぁ、過去3−4回行った、パリ・フォトみたいなもので、慣れてい…

 春の祭典

先週末、ローザンヌ市内各所でダンスが行われた。 ボク等はツーリズム・オフィスが主催した『半日ガイド付きローザンヌのダンスにまつわる散歩プログラム』に参加 約30人ぐらいの人が集まり、3人のガイドに分かれてローザンヌ市内を移動しながらローザンヌと…

ローザンヌのArt Fair

先週たまたまネットでローザンヌ観光サイトを見た時にこの『第二回ローザンヌアート・フェアー』…というのを 見かけたので、でかけた。 アート・フェアーというと、スイス・バーゼルが世界的に有名であるが、ボク自身は一度もいったこがなかったので 今年(6…

 春の兆しの

ようやっと連日20度を越える日差しを迎えているこの頃、よ〜し春光を満喫するぞ!・・・と思う間もなく、ギックリっとなった… 去年の今頃は仕事があったから、用心して腰痛にならないように厳重注意していたのが、今回は油断してしまって。 おまけに、なんだ…

 雨夫婦のトリノ

先週、今週と学校が休み、したがって小児科のクリニックに勤める相方も一週間のバカンスであった。 近場でどこか2泊ぐらいで行きたい…ということで、ボクの以前から希望でトリノへ行くことになった。 地図で見ると、直線で300Kmぐらいのところなのだが、なに…

  世は春休み

スイスでは今週、来週と学校の春休み。 それを利用して子供のいる家族は春休みにあちらこちらへ、バカンスで出かけているようだ。 先日、月曜日にボクらはニコルの従姉妹の3人息子のうち長男がカナダから6ヶ月になる赤ん坊と嫁さんを連れて2週間帰国したの…

 明日は復活祭

明日、日曜日は復活祭。 復活祭は処刑されるキリストが3日後に復活することを予言して、実際復活したことを祝す日であるが キリストが生涯に起こした数々の奇跡の中で最も重要なものが復活であるので、キリスト教信者にとって 最も重要な日である・・・との…

 SionのAI!

昨日、3/29日 先日まとめたスイス闘牛の作品を発表する場(ギャラリー)を求めて、闘牛の地元であるバレー州の 州都Sion(シオン)を訪れた。 ローザンヌから電車でちょうど一時間、ぎりぎりフランス語圏内で隣り町シエールから仏語と独語の言語境界となる…

  梅殺し

昨夜(3/24)は月イチの『俳句会』があった。 いつものカフェ文学が、閉まっているので今回のみ別なカフェで開催したが 時が経つにつれ小さなカフェは混み合って、最初は保護されていた我々の一角も他の客が侵入してきて 話し出すものだから、句を練った40…

ぜんぜんZen?

先日、3月19日(月)に友人のお誘いで、スイス&日本文化交流サークル主催による『言葉と文化』をテーマで二つの講演にでかけた。 そこで行われたフランス人講師による『西洋で禅の発見』…というタイトルで40分程度、禅が第二次大戦後、西洋に及ぼした影響な…

 初ソリや 親子で滑る 雪やよい : 一撮

先日、友人から教えてもらった出会い系アプリ?『Meetup』のおかげをもって バトミントンサークルを暗くなった夜8時に訪ねたら、誰もいなくて。あきらめて帰宅しようとして降りたバス停までもどると 大きな建物の窓からバトミントンラケットを振っている男性…

 Dan〜す・コンCool !!

昨日2/2日も、バレエ・コンクールへでかけた。3日連続である。 ホール入り口で、切符売場か変わっているようなので係員に聞いて、そちらに向かおうとした時 『買わないで、ちょっと待ってください』と若い女性から声をかけられた。 『一緒に来る予定の人が…

 ローザンヌ春の祭典

人口14万人足らずの街ローザンヌを最も有名にしているものの一つに『ローザンヌ国際バレエコンクール』がある。 今回46回目『Prix de Lausanne』が今まさに、我がアパートより徒歩10分ほどの丘の上のホールで行われている。15年ほど前?には選別中のシーンを…

  写真の街・パリ

パリから帰ってきてもう一週間になるのに、まだパリを引きずっている自分が可笑しいが このこだわりは…書かなくては。 パリへは何の計画もなく、ただただ、行きましょう…てな感じで出かけたにも関わらず、さすが『芸術のパリ』ちゃんと見所 を抑えてくれてい…

  メリークリスマス! 2017

今日はこちらスイスでは祝日でお休み。 昨夜はニコるの姉宅で、初めてのクリスマス祝…といっても母方はユダヤ系だけど ゼンゼンこだわってない様子。ボクも未だに『ユダヤ』のことがよくわからない? 第一、ニコるがユダヤ系って結婚する時、知らなかったけ…

 モーリス・ベジャール・バレエ公演

昨夜、例のモーリス・ベジャール・バレエ団の公演『Dixit(彼はこう言った)』を見てきた。 (これに関しては以前のボクのブログに少し書いてあります。ご参照下さい。) http://blog.goo.ne.jp/syaraku-sai_5/e/3409e41cc90aa7a2f90f62506cabcad7 場所は我…

 Jamais vu… (ジャメビュ)に緩む涙腺

Jamais vu…というのは日本語で、こんなの見たこと無い!・・・という意味のフランス語今日はフランスのパリで、あれは国葬なのであろうか、とにかく一介の芸能人の葬儀としては ありえないジョニー・アリディの葬式に感動した。 ジョニーの棺を乗せた車がシ…

    がらくた店

たまたま、前を通るとショウウィンドウに蜘蛛の巣ではなく、蜘蛛の死骸があった?! そのよこにある布袋さまの像に興味を持って店に入ろうと・・・・⬇︎に続く 先週の土曜、久々にローザンヌから電車で一時間の街、ビエンヌへ行ってきた。 ニコルの目的は冬の…

二人の義伯母

ニコルには二人の伯母がいる。ともに92歳。母の姉、シモンは夫とともに国連の同時通訳だったという。彼女はジュネーブに住んでいて、ボクも10回以上は会っているが二人っきりでジックリ話をしたことがないので、彼女についてはユダヤの家系であることと、ニ…