拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 仁王の慈悲

今の相撲界の問題についてボクなりに考えてみた。 日本における伝統的様式による修行はどんな分野にせよ一般に厳しいとされる。 何故か? その伝統としてこんにちまで続いてきた方法にはそれなりの意味があり 一切の無駄をはぶいたやり方で 心、技、体 を最…

  初おはぎ

去年の春だったか? まだ勤めていたころ、レマン湖のそばに寿司屋があるのを地図で確認して散歩の後にそこで昼食する計画をたてた。 その日の朝、友人夫婦が一緒に散歩したいという事になって昼もその寿司屋で食べることになった。 これまで、スイスのあちこ…

 愛と力

ニコルの伯母を老人ホームへ訪ねた時、一緒にした散歩の途中で見かけた少女像のある池 年金の手続きの為、戸籍抄本が必要になり、それがどんなものだったか? 思い出すためにニコルと結婚した時(28年前)準備した書類の中に戸籍抄本やら謄本なるものが あっ…

 孫持ちジジイ半日体験記

ボクには子供がいない。 子供というと、友人の子供を時折みかけるぐらいだった。先日、もしいたらボクの娘ぐらいの年齢の日本女性の友人が昼食にさそってくれた。 もちろん、彼女の2.5歳と1.5歳のお嬢ちゃんも一緒とのこと。 彼女等のことは、時々フェイスブ…

    がらくた店

たまたま、前を通るとショウウィンドウに蜘蛛の巣ではなく、蜘蛛の死骸があった?! そのよこにある布袋さまの像に興味を持って店に入ろうと・・・・⬇︎に続く 先週の土曜、久々にローザンヌから電車で一時間の街、ビエンヌへ行ってきた。 ニコルの目的は冬の…

  遊戯三昧は縄文人

なにせ、二十数年帰国(文化的視点からの)していなかったので、今回の帰国は In put が多くていまだにブログで引きずっている。 中でも京都国立博物館、開館120周年記念・特別展覧会による『国宝』展は強烈であった。もはや好きというレベルを超えた俵屋宗…

Ha-ï-ku スイス夜話 

写真は一昨日、11月12日日曜の朝のレマン湖畔の様子で、地元でビーズと呼ばれる北風が思いっきり強く吹いて、短歌も思いっきり和風になったが それにはちょっとしたわけがあって、この前日土曜の夜になんと、ローザンヌの隣り街Veveyは『カフェ・文学』とい…

 『和』力

安倍政権というかってない劣化した政権のなかで、どんな日本の姿がみられるのだろう…という漠然とした思いは ちょうど衆議院選挙と重なって普通よりは気になっていたはずであるが、相方と十数年ぶりの帰国となると、そんなことよりは 我が望郷の念の充足一点…

 一線を超えて

SNSと云うのは、時折思いもしない出逢いをもたらしてくれる。それは2日前の月曜のこと、 今回はFacebookだったけど、立ち上げた時に何故か2年前記事の地元スイスフランス語圏の新聞 Le Temps 『Toko Shimoda ( À 102 ans, peindre une ligne est comme un rê…

 あみだくじの坂の街『尾道』

今回が最終回の旅物語…尾道の2泊3日もまた素晴らしかった。 ボクと同世代のオッサンの金目当てでない独りコンサートは和んだ。(偶然にもニコルの衣装とオッサンの衣装が似ているというか?…) 尾道の坂は尋常な坂ではなかった。しかも傘をさして登る日は…

金箔の街

金沢の街の印象を一撮するとこうなる…という写真(画面中央右よりに悠然と立っている鷺をお見逃し無く)日本の金箔のほとんどが金沢で作られているそうだが、金沢で最初に入ったお土産屋さんらしい店は、何でもかんでも金箔だらけで、その時は理由をしらなか…