2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
今年をふりかえってみると、生活スタイルを変えた画期的出来事は、やはりコンピュータ時代に遅蒔きながら我々夫婦も完全に巻き込まれてしまった事!!! だと言える。 ボクの写真の現像も今や、Macでフォト・ショップだし、日本のニュース、TV、ドラマ、もネ…
2009年はボクにとってどういう年であったか? 写真活動復活の兆しの年ではなかったろうか。 グループ展3回に個展が一回、それにアルル写真フェスティバルのフォト・フォリオに初参加などで、今までが暇すぎた為か,年中忙しい,慌ただしい,しかし充実した年…
13日ぶりに出勤した。電車で45分の通勤時間はボクにとって大切な読書時間。この病欠中やはり家では本を読まなかった。 久しぶりの出勤は家をでる時も,帰宅するときも病欠する以前より暗いし,天気も重い曇り空でなんだかとても憂鬱であったが、しかしいつも…
今年の夏?ぐらいからだろうか,いつものごとく人よりもだいぶ遅くネットで,日本のテレビ番組をみることが出来るようになった。(画面は小さいが)それで今回の真央ちゃんの活躍もみることが出来た。ずーっと不調が続いていた所からの全日本での優勝で,こ…
本場のクリスマスを堪能。ニコルの父方の親戚総勢28名,7歳−88歳まで集合した。 ボクが初めてこのパーティに参加したのが18年前、ニコルの従兄弟の子供達が7人、1歳−12歳だったのが,上はもう30歳にもなっている。でも皆初めて会った時と全く変わらない温か…
病欠していると、もう月日のことがサッパリわからないうちに,今日はもうクリスマス・イブだと。ちゃんと出勤していれば今日は半ドンでクリスマス・パ−ティも待ちわびる感じで迎えるのでそれなりの楽しみもあるけど。 ゆうがたニコルがレンタカーをこの2日…
島ではアバターが始まりましたね,どうですか?気に入りましたか。視覚的にすごい仕事を見せてもらい将来性を感じさせてくれたと思いますが,写楽斎的には深みの点でマトリックスの足元に及ばないと感じましたが・・・。 ほんとに今さらマトリックスなんです…
”チューブで演歌”というのが飲めないボクの晩酌みたいなものになる予感。 演歌っていうのは滅茶苦茶ボクをして日本人のルーツに回帰させますね。これはほんまに日本のロックやな!エライこぶしが効いていて,俺もやるぞ!みたいな勢いがでてくる。しかし何故…
病気は人をして反省をうながすものだ。昨日まで足が不自由な人がいても何にも思わなかったが,自分の足が痺れたり,痛かったりすると他人の辛さに同情の思いを持ったりする。 健康時はその事に感謝の念を持ちにくいものだ,それを失った時,本当にその有難味…
今朝、ふと昨日の”戦メリ”の自分の記事のことで,大事なことに気づいた。 坂本龍一さんも,先日終えたCOP15も,そして映画”アバター”もつまるところ ”エコロ”の問題に帰するわけだ。それで今,世界中のひとが何かしなければ・・・と思案している。 ところで…
たまたま、Webの朝日ニュースに坂本龍一さんの写真がのっていたのでクリックすると,彼の最近の森林を守ろうという趣旨についての記事が載っていた。坂本さんの名のついた賞を昔いただき、その時お会いした事があるのと、彼とは同じ生まれの辰年ということも…
座骨神経痛とその薬の為に胃の調子が悪く、そのうえ風邪気味ときた。・・・・明日は映画に行くので今日は早く休みます。
西瑞にくる前までは東京に住んでいた。 ニコルと目黒の安アパートに5年ほど住んだが,それぞれアパートには名前が付いていた。 最初が丸十荘,今思うとよくあんな日陰のアパートとに住んでいたと思うほど陽あたりの悪い一階の六畳ひと間に一年ぐらい住んだ…
というのは、スイスと日本の時間差が8時間あるので、ボクが仕事から帰ってこの日記にアタックするのがだいたいこちらの時間で夜の8時頃で,その頃日本は日付が変わってボクにとっては翌日になっている。まあ,いいか・・・と思っていたがやはり、ボクにとっ…
病欠のおかげで、一冊の本を読み終えた。大沢在昌氏の新宿鮫シリーズ8 この人の本を初めて読んだ。西瑞では日本の本はなかなか手に入りにくいが、ボクはあるルートで時おり古本を手に入れ、彼の本も何冊か持っていたが、読まず嫌いの偏見で3ヶ月前に部屋の…
座骨神経痛が本格的にあばれだし、昨日はまだ平気で歩けたのに今日になると立っているだけで、尻からふくらはぎにかけて痛み、仕事を休み医者に行くことにした。医者に行くのは病気の為だけでなく仕事を休むうえで、証明書が必要になる為でもある。かかりつ…
西瑞のちまたでは、マッシェド・ノエルつまりクリスマスの為の市場というのがあちこちの広場で店を出す季節である。来週のクリスマスは家族や友人が集まってプレゼントを交換する。ボクらもニコルの両親の家へ24日の夜、ニコルの叔母が主催するパーティへ25…
ボクの周りに何人か、クリスマス、正月を日本で過ごそうという果報者がいる。自分などはここ何十年と日本の正月を知らない。嗚呼、いいな〜あの年末年始の雰囲気。 ただこの果報者も日本帰国で恐れているものがあるのだ。連中はこの西瑞の生活ですっかり心身…
これまでいろいろな家族構成を見てきたけれど今日じっくり知り合った5人家族はかなり珍しいく、また素敵な家族であった。奥さんはボクの所属しているスイス在住日本人芸術家協会の新メンバーで書道家。グループ展最終日の今日、彼女の家族全員が来て話がは…
先日の12月1日、ボクはパガンとして10歳になったジョナス坊に贈り物をした。フランス語でparrainはパガンと発音するが、何のことかと言うと、代父ということらしく、万一彼の両親が亡くなった場合、父親代わりになる・・・という宗教から来ているのか、単な…
臨済宗で本格的に修行をすると、公案という問題が与えられ修行中はそれに向かって全力で体当たりするわけだが、以来、何を見ても公案にみえてくる。初めてヨーロッパを旅行してスペインの教会で十字架上の血だらけのイエスを見たとき、強烈にそう感じたのを…
昨日の自分の日記を読んでみると、説明が舌たらずの為、30代の10年間禅の修行に明け暮れました、みたいに思われるのでは・・と少し反省。この10年間は小、中、高校、大学みたいな感じで徐々に修行のレベル?を上げていったわけで、それでなければ直ぐ挫折し…
写楽斎の人生にとって最も大切な時期と思われる30〜40才までをボクは禅の修行に捧げた。その見返りは、達磨さんが言った"廓然無聖"〜からりと開けた悟りの境地・・・と言うわけには全然いかないが、そういう生き方の"道"へと一歩踏み出した自分は何と果報者…
ロバート・フランクの写真集アメリカ人の足跡を巡ったドキュメントDVDを見たが、すぐ何かを書けそうにもない。 それよりも、ロバート・フランクをはじめたくさんの優れた写真家の写真と経歴を載せたボクにとって大変思い出深い一冊の本の話を。『世界の写真…
それは日本のある座禅会の会員誌でここ7年ほど毎年秋が深まる頃、突然届けられる。7年も続いて届けられれば期待感とか普通もつけれど、現実はそうでなく、いつもすっかり忘れている時を狙って届けられるような気がするほど、届くといつも凄く驚き喜ぶ。 な…
スイス国内に二つある写真美術館のひとつがローザンヌにある。ひさしぶりに出かけると、今回のテーマは写真ではなく、『写真集』であった。それも、STEIDLという出版社の写真集のみの展示。これまで、出版社名まで気にかけなかったので、この名前をしらなか…
金曜日の夜、ローザンヌの街中にある、ボリミー(過食症)という名のお笑い専用の100席ほどの寄席へ行ってきた。スペイン系ベルギー人の独演で何故かスペイン語で話しかけたり、突然アラブ語になったり、ベースはスペイン語訛のフランス語であるが、客はみん…
このタイトルは写楽斎の未完成写真集のテーマである。まだ6景ぐらいしか撮れていないので完成まで4、5年かかりそうだ。しかしタイトルは気に入っている。スイスを漢字では瑞西と書くがボクは西瑞としたい。 この国にきてボクはすぐガイドとして働き始め12…
"懺悔"などという言葉はボクの辞書には無いとずーっと思っていたが、それは事実ではない事を最近自分の脳を検証してわかった。ボクの脳にも過去の様々な出来事がインプットされているようだが、何故か無視されてきた。というかそれに注目する事に興味さえ持…
何をやってもだいたい他人様の10~15年は遅れている。特に写真活動は20年ほど完全に止めていたからかなり、かなりだ。2年ほど前、久々にグループ展に参加して写真にくわしそうな奴と話をしていると、どうも話が噛み合ないと思ったら最近の写真界のことを全然…