拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

ノーベル平和賞・受賞演説について

 ”チューブで演歌”というのが飲めないボクの晩酌みたいなものになる予感。
 演歌っていうのは滅茶苦茶ボクをして日本人のルーツに回帰させますね。これはほんまに日本のロックやな!エライこぶしが効いていて,俺もやるぞ!みたいな勢いがでてくる。しかし何故か女の歌手ばっかり。石川さゆり,八代亜紀などなど

 病欠で時間がたくさんあるので、色々なブログを読んでいて、読むと頭が良くなりそうなブログを見つけた。
 http://konton88.exblog.jp/ この人は先日のノーベル平和賞のオバマ受賞演説についてかなり批判していた。(12月14日の記事)ボクも興味を持ったのでネットで探して読んでみたが,ボクは大変立派な名演説であると思った。問題点はこの辺の事をどう考えるのか?ということであると思うが。その一部をここに引用します。

 『私は、ガンジーとキング牧師の信条と人生には、何ら弱いものはなく、何ら消極的なものはなく、何ら甘い考えのものはないことを知っている。

 しかし、私は、自国を守るために就任した国家元首として、彼らの先例だけに従うわけにはいかない。私はあるがままの世界に立ち向かっている。米国民への脅威に対して、手をこまねいてることはできない。間違ってはいけない。世界に邪悪は存在する。非暴力の運動では、ヒトラーの軍隊をとめることはできなかっただろう。交渉では、アルカイダの指導者たちに武器を置かせることはできない。武力行使がときに必要だと言うことは、冷笑的な態度をとることではない。それは人間の不完全さと、理性の限界という歴史を認めることだ。』

 以上ですが、この言葉をアメリカの権力者の身勝手な戦争正当化論とみるかどうか? どうだろう、ボクはオバマさんが正論であると思うのだが。・・いずれにせよボクが絶対に受け入れられないのは,テロによる無差別殺人。

”窮鼠猫を噛む”
は襲ってくる相手の猫を噛むのだからわかるが、何もしていない人間(子供とか)を死に巻き込むような事態は決して許される事ではないと思うが。