拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

紙が神と同じ発音のわけ…

昨日、バーゼル(ローザンヌから電車で2時間のスイスドイツ語圏の街)にある紙博物館へいってきた。 その3階の展示場で製本作業を仕事とする友人が他の2人とグループ展をするというので、でかけたわけだ。 『紙博物館』…って、なんとなく地味な感じがしてぜ…

ホモ・サトリ(その1)

先日、無理やり読了した『ホモ・サピエンス』…して今、『ホモ・ゼウス』を読書中。 どちらも、世界中でベストセラーとなっているイスラエルの大学教授ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書で、我々人間の営みというのが、ホモ・サピエンスという人類が地球上で生…

 36年ぶりのヴェニス

36年ぶり…って、どういうことなのか?? 初めてヨーロッパに来た時、(1983年)当時のスイス人ガールフレンドに連れられて来たはずのヴェニスのボクの思い出は完全に『モノクロ』になっていて、その記憶というのは本当に断片的なもので、『死んだ街』という…

歩く、死人たち…

これまでにないような物凄い台風19号が関東、東北に上陸しようとしている… そんな時、日本にいたならもっと実感を持って共感することができるだろうに、スイスにきてほぼ28年、台風も地震も何もない、災害と無縁の楽園に住んでいる自分はその事自体に罪悪感…

ローザンヌの庭(2)

ローザンヌ庭展をテーマに7月1日2019のブログに書きましたが、それが秋も深まり終わる時期に迫っているので、近場で観ることが出来たものの中から少し評価してみたおと思います。 まぁ、自分もそういう年齢になってしまったけど、このローザンヌ庭展を全部踏…

あるスイスの高校3年生

タンデムという、日仏語交流会に週一で参加しているが、昨日は一年ぶりで再会した高校生サミュエル君と一時間は日本語で、もう一時間をフランス語で会話を楽しんだ。 子供のいないボクとしては、高校生…特にスイスの高校生と話をする機会はなかなかないので…