拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

素敵な女医さん

 座骨神経痛が本格的にあばれだし、昨日はまだ平気で歩けたのに今日になると立っているだけで、尻からふくらはぎにかけて痛み、仕事を休み医者に行くことにした。医者に行くのは病気の為だけでなく仕事を休むうえで、証明書が必要になる為でもある。かかりつけの医者というのを、持つことが大事であると我妻ニコルはあちらこちらから情報を仕入れ、ボクの希望も入れて見つけてくれた医者は、素晴らしい女医であった。こんな人なら毎月でもいきたい〜という感じを与える人で
ボクのような者でもじつに親身になって話を聞き、診察を丁寧にしてくれる。その上すごい美人・・・。年齢は65才前後、多分。こういうのを人格美というのだろうか。まさに西洋版 ”拈華微笑”の人。

 どの患者にも、親身であるから、時間がかかる。約束の時間を1時間なんか簡単に待たされる欠点はあるものの。

 ただ今日は、ボクは急患であったので、その女医さんは時間をとれなく他の女医さんを紹介してくれた。例の素敵な女医さんは、もうすぐ退職をひかえ今は週2、3回しか勤務していないということ。残念だがそれは仕方ないか。いずれにせよボクは年に1回ぐらいしか来ないのだから。

 そんなわけで、今日は、ドイツ語訛のフランス語を話す、ちょっと太めの女医さん。この人も親切な感じの人でボクは気に入った。例の女医さんの跡継ぎはこの方にしてもらおう・・・などと考えながら診察を受ける。

 病名はやはり、というか正真正銘の”座骨神経痛”で1週間の休み証明書をもらい、薬のリストをもらいそれを持って自分で薬局で買いにいくのがこちら西瑞のシステム。

 立ち上がると痛むので、帰りも杖をついて歩いた。