拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

西瑞の医療、保険システムについて

去年の暮の坐骨神経痛から始まって、体の乾燥からくる痒み、そして今回の風邪と続きそのたびに医者に診てもらった。

 坐骨神経痛の時、5日間。今回の風邪で4日間の病欠の証明書を医者からもらいそれを勤務先に提出すれば、西瑞では堂々と休めるという仕組みになっている。とはいえ仕事仲間に迷惑をかけたくないし、出来るだけ早く出勤出来るように努めるわけだが、それでもそういうシステムがシッカリ確立していて誰もがそれを理解して受け入れている・・という状態はやはり安心して病欠することができて精神衛生にもよい。

 昔は風邪ぐらいでいちいち医者に行ったりしなかったが、この病欠証明と薬の処方箋、それと勿論医者のアドバイスを貰うために体調が悪いと医者に行くようになった。これはボクもだんだん西瑞人並の生活スタイルになってきたと言える。

 薬に関して言えば、日本とは違いこちらでは基本的に医者に処方箋をもらってから薬屋に行って買う事になっている。もちろん、医者の処方箋なしでも買えるが限られているし、強いクスリは買えないシステムになっている。

 保険に関しても各人は全員強制的にいくつかある保険会社のいずれかに掛けなくてはならない。万一治療を受けた場合の
自己負担金の割合によって月額の支払料金が違ってくる。例えばボクの場合日本円にして約3万3千円月額払い、年間の治療費代3万円までは自己負担、それ以上は全て保険がカバーしてくれる。

 この一月にボクは人間スキャナーにかかっているのでそれだけでかなりの料金になっているはずで、もし仮にそれが3万円ぐらいだとしたら、その後の治療費、医者が処方した薬代は全て保険がまかなってくれることになっている。

 これが良いのか悪いのかボクにはサッパリわからない。ほかがどんなだか知らないから。とにかくしょっちゅう医者に通っている人にはいいシステムだと思う。

 言うの忘れていたが、歯の治療は保険が効かない!!!