拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

魔法の鏡と写楽斎の復活

 何をやってもだいたい他人様の10~15年は遅れている。特に写真活動は20年ほど完全に止めていたからかなり、かなりだ。
2年ほど前、久々にグループ展に参加して写真にくわしそうな奴と話をしていると、どうも話が噛み合ないと思ったら最近の写真界のことを全然知らなかったからだ・・・と後でわかった。

 それがなんと、
魔法の鏡『コンピューター』に向かっていろいろ願い事をすると出てくる出てくる、いろんな情報がどんどん出てきた。  不思議だが此れはどうしょうもない!ブログというなんのことだか良く分からないが、いろんな人がいろんな事を書いているので、写真家やギャラリストのブログを徹底的に読んでいろんな事が分かってきた。これには本当に感謝しても感謝しきれないほど感謝している。(将来のいつかその皆さんにあって感謝の意を述べたいと思っている。)ここ十数年のギャップを一気に取り戻しただけでなく、将来に向かってのボク自身の活動への大いなる刺激と励ましを受け続けている。

 7年ほど前、写真を再開した時はまだデジタル化の波がボクまで届いていなかったので暗室作業の態勢を整え、週末に現像をしていたが、疲れるのでそうしょっちゅう現像する事は出来なかった。その内、だんだんとフイルムや印画紙の種類が限られてき、カメラが故障しても同じ機種のカメラが手に入らないような状況になってきた。それに反比例してデジタルの世界がぐんぐん押し寄せてきて、自分はそれを受け入れる事に決心したのが、2006年だった。それからネット情報のおかげをもって
プリンターやフイルムスキャナーの事を学び購入して自分なりにデジタルによる写真活動をする事ができるようになってきた。といっても自己流なので、知らない事が一杯ある事は知っている。しかし、説明文が何せフランス語なものだからよく分からない事が出てくるのだ。それでも、曲がりなりにも作品づくりが出来ること、暗室作業の必要が無くなっていつでも時間のある時に現像が簡単に出来る事などは、仕事を持ちながらの写真活動家としては実に助かる!

 それもこれも"時流”という魔法の鏡の賜物。俺はこれで復活するぞ~・・・と意気込んでいる。