拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

 春の祭典

 先週末、ローザンヌ市内各所でダンスが行われた。
 ボク等はツーリズム・オフィスが主催した『半日ガイド付きローザンヌのダンスにまつわる散歩プログラム』に参加
 約30人ぐらいの人が集まり、3人のガイドに分かれてローザンヌ市内を移動しながらローザンヌとダンスについて説明を受けた。
 ガイドのマダムによると、ローザンヌはスイスの中でもダンスに対する文化活動の活発な街として位置づけされているという。
 
 最初に大聖堂そばの庭園でのダンスは、若い失業者を対象にした市のプログラムに参加した若者たちによるダンスを拝見。
 服装もまちまちでいかにもアマチュア…と最初は感じさせたが、踊るにつれ、いやなんの何の、指導者の振り付けもさることながら
 随処にみうける一人ひとりによる即興的ダンスもなかなかで見るものを魅了し、素晴らしい晴天にボクは彼等のダンスを見ていて
 なんとなく『春の祭典』という言葉を思い浮かべていた。
 

 1970年代のアメリカ音楽・ブルースに乗って踊る若者たち

 この後、徒歩でSAPA財団というローザンヌを中心にダンスにまつわる資料を保管している事務所に行きそこでの活動の説明を受けた。
 ローザンヌと関係の深いモーリス・ベジャールや有名なダンサー、ジュルジュ・ドン、そしてストラヴィンスキー等の写真を見せてくれたが
 このストラヴィンスキーという有名なロシアの作曲家が作曲したバレエ音楽がかの有名な『春の祭典』でスイスはモントルーで完成した…とは
 後で、ウィキペディアで知ったこと。