拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

ジュラの山越え

時間にして、わが街ローザンヌから電車を3回乗り換えて2時間ばかりの山の中の田舎への旅?で日本人女性の奥さんとスイス人の旦那のカップルの家に招かれて、楽しいひと時を過ごした。

 しかし、何もかも違う生活スタイルに、帰りの電車に乗り込んだ時には、一刻異次元から帰還したかのごとく疲れがでた。一番の違いは、彼らが生活のために、あくせく働いていない生活をしているようであること、と。ボクに言わせれば、よくこんな田舎に住んでいられるなあー・・・みたいな、余計なお世話なのだけれども、彼らはあれで幸せなのだろうか?という疑問が。余計なことだから考えまい、と思うけれども、電車の窓からまだ雪の残る山林風景を見ていると雲のごとく湧いてきてしまった。

 しかし、それは馬鹿な話で、逆に彼らが我々の生活を覗いて、あくせく働いている我々に、彼らはこれで幸せなのだろうか?・・・と疑問を持つのと同じことなのだから。

 つまり、人の生活スタイルには様々なものがあるのだ,と改めて思い直したまでの事。

 さあ,明日からあくせく働くぞ!