拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

今日から4連休

 寝坊をして11時ぐらいから散歩にでかける。久しぶりにOuchyというレマン湖畔の休日に人の集まる場所から歩いて1時間Lutryの湖畔浴場カフェまで歩く。このカフェは3月下旬から10月まで年中無休でやっている憩いの場所。湖とアルプス、そしてVeveyに続く斜面のぶどう畑の山が美しい。郊外にあるので人もそんなに多くなくのんびりした雰囲気は20年以上前にきた時と変わらず素晴らしい。特に今日のように晴天だといろんな年齢層の人々が散歩に来ては,ここでコーヒーを飲む。

 昨日会社の帰りに、Portobelloという名のギャラリーに行ってきた。グラッという知り合いの写真家が写真展をしている。
 Lausanneの街中にあるギャラリーは30年続いて絵を中心に展示をしていたが、最近若い写真家が買い取って写真を中心とした展示をしていくという。坂の多い地区にあるギャラリーはとても小さい、全紙で10枚も展示できるかどうか?という感じだが、ボクはとても好感をもった。白壁にライティングが完備されていて小さいながら写真に集中出来る雰囲気がある。40代前半ぐらいのオーナーは自身も写真家だそうで、ボクはここを借りるのにいくらかかるか聞いたところ、見て気に入ったら展示するから展示代金は取らないという。ボクの写真も見てもらえるだろか?と聞いたところ、来週の火曜か木曜に持って来いという。仕事で来れないので残念,いつか時間を見つけてもてもらうことにした。小さいながら写真でやっていこうとしている若いオーナーがいるというのは、我々写真をやっているものにとって同志のような存在。頑張って欲しい。

 今日の午後,癌の治療中のパリの友達,マリーアニエスからスカイプがあった。かなり辛い治療中なのに元気な顔を見せてくれた。通話が終わってニコルと彼女を誉めたたえる。