拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

白鳥のレマン湖

 聖霊降臨祭で今日は休日、それも快快晴で気温も30度近くになるという、のでその前にと、早朝バスでいつものLutly村へ。(ボクの頭上にも聖霊が降りてきて欲しい、バカンスが終わるというのに喉が痛く少し風邪気味なのだ。)

この季節は湖に住む白鳥の出産の時期で、6羽の雛がパパ、ママ白鳥の間を行ったり来たり戯れ泳いでいるのを眺めながら湖岸の売店喫茶で朝食。人間のカップル達もそれぞれの雛をこの湖に連れてきて日光浴を楽しんでいる。ここローザンヌの地の利のいいとろこに住んでいる自分たちの幸運を思う一瞬かな。

 昨日の夜は、我々のように瑞日混合カップルの友人が我が家に久しぶりにあそびに来て共に夕食。彼らは4月に4週間日本に行っていたので、その話を彼らの写真をコンピュータで見て盛り上がった。日本の景色の美しさと、時折写した食膳の写真の美味そうな色彩にもヨダレが出てきた。 
 ボク等の周りの人達がどんどん日本へ帰国しているのに、我々は金欠で行けない思いをしているのが何故なんだか・・・。我々二人はとにかく蓄えるのが下手であることは間違いなく、加えて小マリー・アントワネットと一緒であれば尚更無理もない。(かくいう写楽斎も写真道楽には金をぱっぱっと使っているが。)

浪費で思い出したが、我々がパリに行くと、つい気が大きくなっていつも予定予算をオーバーしてしまう。結局カード支払いになってしまうのだ。ボクはパリのBook Offでジョン・グリシャムの本を5冊、その他を3冊買ってしまった。

いよいよ10日間のバカンスも今日最後の日、のんびり気分でテニス仏オープンのフェデラーを応援しようおっと。