拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

風邪いまだ去らず

 安定しない天気は人の気持ちを不安定にする。・・・まして、西瑞では夏でもセーター必須という国柄であれば気温のばらつき、気まぐれは,ボクであればあきらめて問題すらしないのだが,我が妻ニコルはそうはいかない。

 ちゃんとその時その時の天気様に反応して,いちいち文句を言ったりする、(天気様はそういう人間のほうが好きだろうけど・・・)それが今やっているテニス仏オープンのフェデラー対スエーデンのゾンダーリング戦での雨での中止、再開でそれが我がフェデラーの不利な場合はまるで自分がテニスをやっているかのように大騒ぎをしていたが、今日は圧倒的にゾンダーリングが強くて4セットで負けてしまった。

それに加えて今現在,夜の9時、スイス対コスタリカのサッカー親善試合前半が終わった時点でスイスの不甲斐ないさに、<これはスキャンダルだ!高いサラリーをコーチに払ってこの有様。・・・>と機嫌が悪い。

 こういう時は読書に限ると,ボクがいま夢中になっているのは,なんとあの怪物<ハンニバル・レクター>が初登場した<羊たちの沈黙>である。
なんで今頃か?と言うと,2ヶ月?前くらいに読んだ、トマス・ハリスのデビュー作<ブラック・サンデー>が非常に良かったので、積んでおいたこの本を引っ張り出したというわけ。

本を読んでいても、ジュディ・フォスターやら映画の役者が頭に浮かんでくるのが面白い。それにしても本のほうがやはり不気味なようだ。そして,このタイトルのうまさは・・・。