拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

狂・恐怖症 (芝居の夜)

雨の日曜。

夕方、芝居を見に行く。一昨日ニコルの友達から電話があり、スゴクいい芝居があって切符2枚,受付にキープしてあるから行かない?・・と連絡あり。さっそく出かけた。その前にニコルからダメ押しで<本当に行きたいの?言葉の羅列の芝居ヨ。つまらないかもヨ・・・>と2,3回ダメ押しされたが,今回はなんとしても行く決心をして出かけた。

 始まって10分ぐらいで少し後悔しはじめ、30分で出たくなった。・・・結局1時間20分の最後まで残ったけど、よくわけが分からず、とにかく終了したことが嬉しくて,拍手。

 コリャー、ニコルも文句タラタラになるぞー・・・と思いきや、正反対で意外や意外、<とても良かった>、と。

 鷲鼻のアラブ男による,刑務所内を設定した一人芝居で、時折アラブ語も飛び出していた・・・こりゃ、ユダヤのニコルの反応はイカに?・・・と思っていたのに。

 ボクはもともと芝居はにがて。必要以上に声を荒らげたり,興奮したり,芝居したり、・・・そんなの見るの耐えられない体質であることを,久々に芝居を見て、今回、確認出来た。

 ニコルは以前から狭所恐怖症気味であるが、この頃はボクもその傾向が出てきたのかも知れない,小さな芝居小屋で息苦しく暑く,内容もそれなりに息苦しくなると・・・出てきたくなったのだから。