拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

吃った特派員

昨日の仕事の都合で 珍しく 朝トラックで出勤 6:45にでて 7:30頃 ジュネーブの事務所に着く。

 車の中で聞いていたニュースで 日本の 地震の話がでて 東京のきた300Km のところで マグニチュード8.8?

 の地震が 起こった模様・・・云々?   東京の 300Km 北とはどの辺か? などと考えながら 運転

 少しして 馴染みの 東京在住  スイス人特派員の コメントがあり 普段の彼と違って 物凄く吃っている

 ・・・これは おかしいなぁ〜 と思いながらも ジュネーブについたので 仕事に気持ちを集中する。

 今日は 日本人のお客様の 引越しでも ローザンヌ内の 引越しで いつもの 海外向けの引越しではない。

 いつもとは 勝手の違う 引越しスタイルで ちょっと 神経質に なっていたが いいスタッフの おかげで

 順調に ことが進む 。 お客は 何か地震の事を 知っているだろうかと その話をすると まだ知らなくて

 へ〜っ というレベルであっが客が日本の自社スタッフと電話で話したらしく その被害の甚大なことが 我々の

 間で 少しずつ わかってきた 新しい住所に テレビが設置されると 早速 ニュースを見る 上空から

 撮影された 津波が車や家屋を飲み込んで 畑に浸食している様子が 映しだされる。 違う場面では

 燃料タンクが 夜の闇を 狂わんばかりに 照らして燃え盛る 映像・・・ 。 まさに 想像を絶するとは

 このこと  繰り返される これらの映像を 時々 仕事の手を休めて 見入った。 

 この日の スイスは 14度 の暖かい 春の到来を 感じさせる 穏やかな 日和だった。