拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

こうゆう人 の存在を 知ろう

 暢気にパリ旅行をしている間に 福島の原発問題は より深刻になっていることを ある人のブロクのおかげで

 知ることが出来た。 是非これを見聞してほしい。http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/11/tanemaki-may11/

ここをベースにして 右側のタイトルから そしてとくに下の方にあるラジオ番組〜種蒔きジャーナルを聞いてください。

 これにインタビューを受けている 京大原子炉研究所の 小出先生の 話を聞いて あ〜ぁこういう人がいたんだなぁ。

 とつくづく思う。 原発に対する無知からボクには原発に反対も賛成も できない・・・というか、 どちらかというと

 原発がないとやっぱり 現代社会は大変ではないか?・・・という思いから 多少危なくても やっぱり必要かな・・

 ぐらいに考えていたけれど 小出先生の話を聞いてからは ハッキリと 原発は廃絶しなければ・・・という思い

 に至っている。 

 しかし、日本では かってない 危機的状況が現実に 迫っている大問題で 賛成、反対などと 言っている場合では

 ない次元にあって なおかつ 即時 全原発を 廃棄しない 国と国民に対して 長年 原発の危険性に警鐘を鳴らして

 きた先生は 絶望的な気持ちになっている様子が痛々しい。そして 反対してきたにもかかわらず 現実にこんな

 大事故が起きてしまったことに 「責任を感じ 原発に関わっているものとして お詫びしたい」と 話している。

 本来なら 自分が長年言ってきたことを 「無視した からだ!!!」 と 原発推進者に怒号を浴びせる立場に

 ありながら 「原発の危険性を国民に知らせる 自分の努力が不足していた」・・とは、なんと謙虚な人なのだろうか。

 原発事故もさることながら それに対処する 企業当事者 政府関係者ということはつまり 日本のリーダーシップを

 取っている人達の頼りにならない指導ぶりに より 暗澹たる気持ちを覚えるのは ボクだけではないようだ。