拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

大袈裟な感謝!に値する時代を迎えた写楽斎の眼には

 写真をやる者、しかも海外に住んでいて、二十数年ぶりに写真活動を再開したボクのような浦島太郎的写真家にとって、このネットって一体なんなんだ!太郎が持ち帰った<玉手箱>も真っ青!

 この物凄い状況に、何故か今頃になって急に、写楽斎はコトの重大さに驚愕しているところなのだ。嗚呼、自分はなんという時代に生まれついてしまったのだろうか。写真をやっている者でないとこの状況の凄さは恐らくわからないだろうなああ。

 普段ボクは仕事から帰ってまず、日本の写真家やギャラリスト、写真出版関係者等のブログを拝読する。これを読むことで日本の写真界のことがだいたいその動向などを把握できる。
 
 最初に出会ったブログが<渡部さとる>さんのもので(2007年頃)、ボク写楽斎の20数年のブランクをこの人の日記を最初から読むことで写楽斎が竜宮城にいっている間に日本の写真界がどんな状況であったのか、映画マトリクスで使用していた何だか便利なプラグを脳に接続した状態になり、かなりの事を把握出来た。第一、彼のおかげでぼくも2009年アルルのポートフォリオに参加したのだ。(結果はイマひとつであったが)スイスというアルルには日本の皆さんよりは余程近くにいながら、渡部さんのレポートを読むまで、そのフェスティバルがどんなものか全然知らなかったのだ。

 それを皮切りに、毎日眼を通すブログは、高橋国博さん(冬青ギャラリー)、福川芳郎さん(ブリッツ・ギャラリー)
水谷 充さん(写真芸術の現場)などなど他の写真家さんのブログも眼を通して、励まされています。

 この場を借りて、仮の<お礼>をここに述べておきます。<皆さん、本当にありがとうございます、元気をいただいています。> いつかどこかでお会いできたら本当にお礼をさせて下さい。(でも異常な恥ずかしがり屋なので実行できるかどうか?)

 こうゆう状況って、写真界だけでしょうかね?ほんとうにこれは凄いことになっていると思うのですが。
 
今日も、<写真芸術の現場>でインベ・カヲリさんの巻を見たのですが、刺激を受けました、いま日本の女性写真家の進出には凄まじいものがありますね。怖いくらい。