拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

2010年、俺もやるぞー

 日本の写真界は活発だ。ネットのおかげでヨコハマ・フォトフェスティバルやフォトサミットなどの様子が関係者や写真家のブロクを通してその熱気が伝わってくる。

 ボクが写真を始めた1970−80年代頃は写真界は印刷媒体の将来が危ぶまれ、他の映像メディアに取って代わられ、写真は衰退するのではないだろうか・・・などと噂されていた様に思う。それがいろいろな経過をたどり写真がデジカル化したことによって逆に写真界が経済的沈滞にもかかわらず、活発化しているのを目の当たりにするのは痛快だ。

 ボクも今、日本にいたら写真家として実に面白い状況を体験できるだろうなあー・・と妄想したりしているが、逆に日本の写真家の一部は海外に憧れているのだろうが、言葉の壁がない地元で基盤を確立してから海外を視野に入れた方がチャンスがよりあるように思う。

 2009年の夏、ボクは初めてアルル・フォトフェルティバルのポートフォリオに参加した。長いブランクの後の最初の活動であったが、昔の作品をぶら下げての参加、モノクロをデジタルプリントして4テーマを提示した。これは今思うと少し多過ぎだった。10人のビュアー中、5人が評価してくれた。3人が評価がハッキリしない、2人はまったくボクの作品を評価しなかった。 このビュアーを選ぶのが実際問題難しい。ネットで調べても情報が少なく自分のタイプのビュアーを見つけることは重要であるが見つけるのは誰にとっても易しくは無い。(評価してくれても、その後なんのオファーも無かった・・、写真のプロとして活動していないのがネックの一つかもしれない。)

 今年はどうしようか?まだわからない、アルルに参加するにはそれなりにカネがかかるし。4月までに考えておこう。

 豪テニスオープンで我らがヒーロー、ロッジャー・フェデガ−が優勝した。双子の娘の父となってからロッジャーは精神的にかなり安定してきているような気がする。 おめでとう!!!