拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

西瑞でのナルホド

久しぶりに、ポルトガルの仲間と仕事をする。
 
 アマデウとパウロはポルトガル人でふたりとも14歳ぐらいの時スイス・ジュネーブに移住。今は30代。

 ジュネーブにはポルトガル人がたくさんいて、様々な職業に付いているが、肉体労働系、飲食系、サービル業系などが多い。アパートの管理人なんかも殆どがポルトガル人かスペイン人で彼らは親戚一同で移住してることが多く、家族、親戚、仲間などで助け合っている。ジュネーブではアパート探しは困難を極めるが、必要があれば、彼らは独自のネットワークをもっているので比較的簡単に見つかる。
 
 例えばアマデウの兄弟8人全員がジュネーブに来てみなそれぞれがいろいろな職業に就いているので、大変便利だ。電気屋あり、車修理工場あり、引越し屋あり、看護婦あり、などなど助け合えばいろいろなことが本当に助かるようだ。

 またとても実際的で、良くいろいろなことを知っている。芸術とかにはあんまり興味はないようだが、生きて行くためのノウハウは事細かく知っているので、ボクなんかはいろいろなことを教えて貰うし、また話していて楽しい。

 今日は宝くじの買い方を教えて貰った。同じ宝くじを買っても、スイスで買って当たった場合、税金に35%取られてしまうそうだ、それがフランスやスペインだと税金は取られないという。

 見た感じ40代に見えるパウロはまだ31歳と聞いて、驚いたが、本当にシッカリしている。すでに子供が二人いてしかも離婚を経験している。最近離婚したアマデウが今日会うと、なんだか元気そうであったが、何故か後で分かった。4歳年上のアルゼンチンのガールフレンドが出来たらしい。どこで会ったか聞いたら、ボルトガル人用のダンスホールで見つけたらしい。なるほど・・・。