拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

バンクーバーが始まった

 今朝、4、5年ご無沙汰していた、女性がボクの按摩を受けに来た。

彼女はボクの按摩を受けたことがキッカケで5年前から医王会指圧を学び続け今年の10月に試験を受け、パスすれば資格をもらえるという。大先生の日本人はイタリアから定期的に来て教えてくれるそうだ。現在彼女はモントルーのホテル学校の事務を50%して働き、かたわら指圧の勉強をしている。

 普段彼女は指圧仲間から指圧を受けているのになんでボクのところに来たのか、ボクの按摩を試しに来たのか?・・と少し試験を受けるようで緊張した。彼女も按摩を受けながら<ああそれは、肘でやったますか?>とか質問してくる。なんかやりにくいけど・・・。虚実なんかの理論も習っていて、それも気になるらしい。 ボクなんか、按摩をやる時、実は何にも考えていない。お手手まかせ。
 基本は予防にあると思っているので、全体をくまなく凝りをほぐすようにとりおこなっている。昔の按摩を慰安按摩と言って馬鹿にしている向きもあるが、ボクの按摩は大いに慰安按摩で結構だと思っている。(研究意欲が無いから何時まで経っても上達しないのも事実。)

 このところ虚空遍歴と並行して読んでいたコーンウエルの検死官シリーズの第五〈死体農場〉を読了。第一巻を読んでいないので、それを除いてこの第五巻が一番読み応えがあったような気がする。これまでのは皆、誰かからもらったもので、第六巻というのは存在しているのだろうか?後で調べよう。そしてこの五巻は映画になったそうだが、どんなだろうか。

 今朝9時に、バンクーバーのオリンピック開会式の様子を見る。若者の祭典を老いも若きも一緒になって盛り上げている姿はいいね。 ボクとニコルの好きな歌手レオナー・コーエンの歌をカナダの歌のうまいお兄さんが〈 ハーレールーヤー!〉と歌っていて印象に残った。オリンピックではまずフランス語でアナウンスがある(クーベルタンに敬意)し、カナダはフランス語圏もあるのでガル(歌手)とかフランスでも有名なカナダ歌手が歌っていて身近に感じた。

 いまスイスの夜20時20で ジャンブをやっている、一本目、我がスイスのホープ、シモン・アマンがトップだった。
 ジャンブ二回目が始まった、さてシモンはどうかな? がんばれ!(ほとんどスイス人になってきているボク)