拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

昇天ガブリエル祭

今日は昇天祭・・といってもよくわからないけど、とにかく祭日で休み。

 映画、新作ーロビン・フッドを見てきた。よかった。我々が知っているロビン・フッドの物語の以前を物語ったストーリー。 女優さんがいいね。

 夕方から、いままで(夜11時まで)友達カップルのガブリエルの誕生日パーテイがあって行っていた。

彼らを含めて4組のカップル。一人は旦那が大学のセンセイだった人、トンネル関係の専門家で日本にもアドバイスの仕事で何回かいったことがあるという。もう一人は精神薄弱児の学校の先生でじつに楽しい人。ホストのクロードは新聞社。ニコルの亭主は引越し屋・・・という多彩なパーティ。

食事のあと、ある言い回しをパントマイムで表現してそれを見ているものが言い当てる・・・というゲームをした。皆気取りの無いざっくばらんな人達で、その中ではにかんでいるのは僕ひとりではなかっただろうか。

 その中で,ガブリエルはスゲエ、ドイツ女。て言うか,ボクの中では典型的なB型の人間。パントマイムである言葉をいいてるゲームだというのに、のっけからコケコッコー!!!と雄叫びを上げたので、皆度肝をぬいた。以前から興に乗ると
凄いというのは知っていたけれど・・・。そばで亭主のアマチュア禅坊主のクロードが,どうだ我妻わ・・・という顔でニヤついていた。

 それが効いたのか、皆のタガが外れて,音無し気の元大学教授も照れもしないで小学生のように不器用なバントマイムを披露した。その奥さんも最初は上流婦人ぽい感じだったのが,童顔丸顔のカワイイ小娘風になってしまった。この夫婦はオーストリア人とのこと。

 もう一組の,奥さんはスラリとしたちょっと冷たい感じの美人系の印象、こん人はやはりプッシキャットとのこと。
旦那はツルッパゲででかい人であるがとても遊モアがあって暖かいお人柄,そしてこれまた頭が良さそう。というのも
このゲームの3分の2は彼が解答を打ち出した。彼もスイス人ではなくオリジナルはフランス。奥さんはスイスイタリア人。

 最後はガブリエルのライザ・ミネリの<キャバレー>で,皆を無事昇天させて,我々はお先に失礼してきた。ああ,楽しかった。