拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

メルジン星の女の子

10分前に、女の子の声でニコルに電話があったが、あいにくニコルはコンサートにでけて留守。フランス語で彼女は名前を言ったがよく聞かない名前でだれだろうと思ったら、ニコルの姉の知り合いの娘で、日本語を勉強している・・・というのを聞いて、はじめてピンときた。 2週間ほど前に、ニコルがそんな事を言ってたっけ。(日本語を勉強している女の子が電話してくるかもしれないから・・・と。)

 女の子の名前はメルジン・・・最初聞いたとき、<名人>と聞こえた。 この子は3年間日本語を勉強して、この夏に日本に一人で2ヶ月行くという。歳は18歳。じゃ、日本語ができるの?と聞くと、はい、少し・・と答えたので、そく日本語に切り替えて会話、基本会話はなかなかいい。三年間の勉強にしては<うまい!>とほめた。

 彼女の電話の目的は、日本へ行く前に、僕等にあって何かアドバイスみたいなものがあれば、聞きたい・・・みたいな感じの内容のよう。こちらの18歳にしては、すこし幼い感じを受けたが、それはたどたどしい日本語のせいであると、後で反省。 彼女は自分のニックネームを<テナキ>,というからどういう意味?と聞くと、日本語の<天>と<秋>だと言う。
しかし、<テナキ>が天・秋とはどうしてもおかしい・・・と言ってから,ボクは気がついた,彼女はフランス語のリエゾンをつかっているのだ。 <Ten-aki>はリエゾンして<Tenaki>になる。ああ、そうか!。ボクは彼女に説明した。日本ではリエゾンがわからないから、君のニックネームの説明は日本人には多分わからないよ・・・と。

 それと君の名前 <メルジン>は日本人にはわかりにくい・・・だから,私はメルと言う国から来た,メル人です!・・と答えなさい・・・と初対面の18歳の女の子に電話でさっそく,アドバイスした。

 彼女は明日も電話してくるという。近々,会うことになると思うが、楽しみだ。