拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

空に死す・・・

 15:00に例の高校3年生18歳,メルジン星のメルジンが来宅した。玄関で迎えたとき背が高い・・・と思った。黒ブチのメガネのレンズは少し厚めで、よく目を使っている,つまりよく勉強をする子だと推察。ポニーテールにふっくらした頬は外の暑さとここ6階を上ってきた運動で,赤く染まって若い女の子らしさがでていた。

 いろいろ話がでたが、日本に興味を持った切っ掛けがアニメの<もののけ姫>・・・というのが,ボクにとっては,かなり衝撃になった。彼女はこれをみたのが13、14歳ぐらいであるからそれからマンガ,アニメを通して日本に興味を持ち始め,今では日本の作家の小説もかなり読んでいるようだし,2,3年前から日本人に日本語を個人教授を受け簡単な会話も出来きるようになって日本文化に益々はまり込んでいる。

7,8月と二ヶ月間の日本への旅も自分ひとりでオーガナイズ、旅費の調達をして準備がだいぶ整っているようであった。
18歳の子がここまで自分でできるのもやはりインターネットの恩恵を十分利用しているおかげといえるが、それにしても仲々しっかりしている・・・と感心した。次回もう一度あってアドバイスするということで、19時にお別れ。

 19:30ここから近いイタリアンレストランへ。ニコルの姉,がボクの誕生日の祝にボク等と彼女のボーイフレンドを招いてくれた。晴天なので外のテラスに4人で掛け舌包みをうつ。彼氏は60を過ぎた地元では顔の広いジャーナリストでいろいろなことをよく知っているが、専門外ではこの日も我々の上空を飛び回っていたアマツバメが大好きで、それだけを小学校へも講義に行くほどであるという。

 彼によると、このアマツバメはアフリカからこの5,6月に西瑞にやってきて子を産み夏の終わり頃アフリカに帰るそうだ。驚いたことはこの鳥は子を産むとき以外はすべて空中生活,交尾も睡眠も??・・・だそうだ。これについてはボクは未だに半信半疑であるが、それが事実とすると、なんという鳥であろうか!!!