拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

現実夢

 最近,スティーブン・キングの<不眠症>という本を読み始めた。パリのBookoffで単行本が上下2冊で500円ぐらいで売っていたので買ったもの。

彼の本は初めて読む、映画になったものはこれまで何本か見たので,どんな雰囲気かはしっているつもりであったが、確かに怖い・・・。それとは別に人の心理をこれほど深く的確に表現できる事に,感嘆。

 それと面白いのは,これを読んでいると,この本の世界と主人公の夢の世界と現実とが渾然一体となって何が何だかわからなくなってくるような気になってくることだ。現実は頭で起こっていることももう一つの現実なのか?・・そのへんが怖さを味わう大事な要素のようだ。

 世の中には完全に自分の頭の世界に生きている・・・というかそれだけに生きている人がいる・・・それは狂人かはたまた偉人か・・・。

今,フランスチームの進退をかけたメキシコとの第2戦めが行われせんとしている。フランス頑張りや!(夜8時27分)