夢で逢いましょう

　昨夜、僕らは映画＜Inception＞を見てきた。フランス語でAvant-premiere(アボン・プロミエー）＜（後になってその日本語を思い出した（試写会）＞といって公開前に一回だけ上映する特別上映に月曜日にも関われずわれ先にと意気込んだのであるが、受付に行くと、ケンモホロロに招待券をお持ちの方だけの入場になりますし、すでに満席ですので・・・。

　ボクは素直に、ハイわかりましたで、帰ろうと思ってニコルを見ると、目がいくぶんつりあがって、まさにオバタリアンに変身しようとしていた。ヒエーッ！！！と思ったが、もう遅い。我々は月に何度でも映画が見れる定期券を買って持っているのをいいことに、なんだかんだと因縁つけてゴネること、ゴネること。よくスラスラゴネるセリフが出てくるなぁ，と感心かつ，赤面しながらそばで聞いていた。　・・・受付の女の子も負けずに気の強そうな子で，こりゃまずいなぁ・・と思っていたら，誰かが呼んだのか，責任者の男が出て来て、再びわがバタリアンが一からゴネだす。責任者が出てきた事に気を良くしたらしい。ゴネぶりを観察していた責任者が女従業員を呼んで，席が空いているかどう見てきなさい・・・と指示した。　　　　　　　　

　このようなイキサツで＜Inception＞を見ることが出来たのだ。喜ぶべきか？悲しむべきか？・・・しかし思わずボクはニンマリしてしまった。

　で，肝心の映画は、なんか難しいというか、フランス語吹き替えで見たのだが，（英語で観たらもっとわからなかったと思う）良く解らないなりに，どの役者の演技も真に迫って良かった。この映画一回じゃ理解出来そうもないので、今度来ら必ず見ようと思う。デカプリオ、渡辺謙、そして去年？エディット・ピアフ役でアカデミー賞を取ったマリオン・コティヤールが特に良かった。堂々たる風格のある演技で大女優まっしぐら。
この映画について詳しく知りたい方，この人のブロク非常に参考になります。http://blog.goo.ne.jp/bwhayashi/e/a75b154ff68129705cfc08c25aaf0513

　それで、今夜はマリカが風景写真を見てほしい，と自作のアイスクリームを持ってあそびに来た。