拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

大人4人、雁首並べてToy Story3

 朝,フランソーワーズとルットリーで待ち合わせ、3人で真っ青な湖を眺めながら朝食。

 その眺めの中に、湖畔の芝生の水着のカップル、彼女は足をくずして座り、男がそばで横になって湖をみているシーンが昨日見たホッパーの絵そのままの雰囲気なのですかさずシャッターを切る。

 そこに友達と2人で来ていたニコルの姉ジョゼも合流。映画の話になり、ジョゼが娘のマエルと見た、<Toy Story 3>・・・是非見なさいと推薦のお言葉。アニメを見るタイプの女ではない詩人ジョゼの発言だけに、これはなにかあるのだろう・・・と、我々3人とジョゼの友達ソフィーも即決で午後3時の回に一緒に見ることにした。

 映画館から出た我々4人は、直ぐそばでこんなところに? あったとは今まで知らなかった砂を一面ひいてまるでビーチを再現したビーチカフェ・・で感動の映画に話が盛り上がった。だいのおとな4人が雁首並べてアニメを見ることになるとは、しかも女ども3人は,ぐっときて泣いた・・・という。(ボクも正直,ぐっときたことはきた。)

しかし、よく出来たシナリオで、というか子供より大人向きの映画なのではないかと思うぐらい、よく出来ていた。

 特にバービーの男女のシーン、赤ん坊の人形のシーン、昔子供に裏切られたという、心に傷を受けたクマのぬいぐるみのシーン、宇宙飛行士のスペインモードになったシーン、子供から大学生になって家を出て行く青年のシーンなどなど、心理描写がとても良く描かれていた。

 <未来の衝撃>で生活のスピードが上がる・・・という説の中に、<使い捨て>について書かれているが、まさにこの<使い捨て常識>時代に対しての疑問符を投げかけている・・良心的な作品、心温まる作品だった。

 ああ、いよいよ、明日から仕事だーーー!(なんか、軽く腰痛ぎみなんだけど。。。)