拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

シネマ考・カラテキッドならびにInception

 寒く,鬱陶しい天気からいきなり今日は30度の晴天。体調がおかしくなるよ!

 家でPhotoshop をいじっている一日で終わりそうのところをシネマでなんとかカバー。犬の散歩ではないが、どこかへ連れてってくれる・・・期待視線をずーっと背中に感じていたのを、これで見事にカバーすることができた。

 <カラテ・キッド>の予告編を見て,これは<良し!>と直感していた通り、すごくよかったし,ニコルも大いに喜んでいた。観に行く前は、新聞の批評がむしろ悪いので、ニコルは心配していたが、ボクにはわかっていた。

 ウイル・スミスの息子の演技もたいしたものだった。しかしそれより良かったのがジャッキー・チェンだ。

 師弟モノ、というのも映画の一分野になっていると思うが,ボクはこの<師弟モノ>が大好きだ。智慧と勇気を万人に与えてくれる、この世知がない世の中にあってこの分野は教育上大変重要だと思う。

 その点でこの映画はとてもよかった。ジャッキー・チェンの人間性の高い師匠ぶりに惚れ惚れした。日本に近い中国なのに僕なんかはよく知らない,中国の日常風景なども垣間見ることが出来た点がボクにはとても良かった。

 映画後半がすこし長いのがちょっと・・・だが、スミスの息子の可愛さ,中国娘の明るさに免じて許そう。

 話は変わるが映画<Inception>いまだにさっぱりわからないことに、変わりがないのに、この映画の最後のシーンについて自分勝手な考えにいたる。

 というのは悟り・・・のことを考えたとき、独楽はまわり続けているのが現実で、ペタリンとズッコケ状が幻想・夢なのだ・・・と。
いきなりこんなことを書いても、誰もわからない、自分勝手な考えによると、映画Inceptionで独楽がまわり続けていてもいいんだよ、それが当たり前なんだから、ということになりそうだ。

 皿包み娘の三代目のひとりCちゃんが今日、40回目の誕生日を迎えた。30歳代への別れ・・・40歳への突入。女性にとっては何か考え深いものがあるに違いないが、さりげなく受けとめよ。おれなんかは、もうすぐ・・・・だぞ。