拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

  必撮無眼流とな…

 自分の写真について聞かれたら…(まぁ、聞かれることもないだろうが)
 『必撮無眼流…です』と答えるかもしれない。
 その心は…拈華微笑なり。 華を撮(つま)んで、人々に示す・・・で、分かる人は微笑み、分からない人には分からない。

 最近、写真を指導する人々は自分の写真について『言語化出来なければダメ』という意見をよく聞く。
 しかし、これまでのボクの写真展を見てきた体験では、説明文は一見立派だが、肝心の写真のレベルが文章に伴ってない場合がほとんどだった。

 だいだい、言葉が出る先の心象景色を撮るのが写真の真髄ではないのだろうか。
 そののち、そこから数式を発見するようにピッタリ来る言語を取り出して心象を解き明かすのが、優れた評論家なのだろう。
 我々写真家は『直感』が示す先を観ることが大切であって、評論家になることではない…とおもう。

 

 この写真は2007〜2010にかけて撮りためた…というか、放置してあったスイスの闘牛写真がようやく本日まとめることが出来た
 タイトル写真です。いずれボクのホームページにアップしますので是非ご覧ください。
 ホームページというと、退職後やはり時間がゆるしますので、内容も若干それらしくなってきました。
      www.shinjiro1.jimdo.com    是非お立ち寄りください。