撮りたいと思わせる本
今、最高の本を読んでいる。フィリップ・K・ディックの<アンドロイドは電気羊の夢を見るか>。
ボクはこんな写真をとりたい・・・と思っていたし、撮りたいと常に思っていた・・・とボクに思わせる本なのだ。
この<感情移入>の問題はたぶん仏陀の悟りと関係あるんではないどろうか・・・などという直感を心地よく刺激する。
この本はだいぶ前から持っていたし、これまで何度かチャレンジしたが、どうしても途中でつまずいていたのが、今回はどうやらその部分を突破したら急激に面白くなってきた。 ロボット狩りの主人公が自分が本当に人間なのかどうか?疑問になって自分をその検査機でテストする・・・なんていうあたりが面白いし、よく書けている。
ところで、年末から年始にかけて病気をしまくり、その薬の害の為か? 痒くなった話をしたが、今はもっと進行してアトピー性皮膚炎にまでなってきたようだ。今までのもち肌が、鮫肌になりつつある。内なる体毒を出さなければ治らないと、納得した。