拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

西瑞・三寒四温

 その<花猫風月>の写真をまとめるにあたり、肝心な花鳥風月について自分は何も知らないと自覚していたので、松岡正剛さんの<花鳥風月の科学>をアマゾンでとりよせて読んだけれど、チンプンカンプンであったのが、この程再読してみるとどういう訳か頭にススーッと入っていくでわないか! 今の時点で半分しか読んでいないが、眼から鱗が52枚ぐらいは落ちたと思う。

 自分は感覚的にそれを捉えていたけれども、そこにいたる過程を論理的に把握することができないでいたので、これでかなりスッキリしたし、これを踏み台に前進する目安がついた。 松岡正剛さんありがとうございます。

 たった今、いった言葉の中に、ボクの写真の方法があるのだと思う。何故だかわからないけれど、感覚的にこれだ!と言える<視覚的把握>がボクの写真であると・・・。

 今日はじつに春を感じさせる気候だった。ボクに言わせると一年で一番寒いのがこの三月。三寒四温を経て本格的春を迎える季節に・・・もうなっちゃったの? の気分。暮れから病気の連続で冬をシッカリ味わう暇がないうちに春になってしまったようだ。 しかし、ボクに春を感じさせた一番の原因は職場そばの大会場で毎年行なわれるモーターショウの大看板(4日木曜より開始)だった。 色気のない原因。