拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

闘花粉章

花粉症になって6,7年目?

案外くるしいのか、毎年の如くこの季節になると、ブログに愚痴ってる。

以前、短歌で花粉症の苦しみを「五月サッキ」に絡めて「殺気」立つ思い…と詠んだことがあった。それが今年は六月にずれ込んでよく知らぬ土地、Sionで急に真夏なみの暑い日差しをほどよく柔らぐ葡萄の葉の屋根の下でいつ来るともわからぬ我が写真展鑑賞者を居眠りしては、ふと覚めて自分は一体どこにいるのか?一瞬の永遠の「間」に迷ったあとに…大 くしゃみ三回、で鼻がズルズル、目がどうしょうにもなくイズイズする不快感は筆舌に尽くしがたい…(この表現は一度使ってみたかった)のだ。

何より絶え間ない「睡魔」… に襲われるのが真面目一徹居士の自分には耐えられない苦痛で、せっかくの「間」の時間に読もうとする松岡正剛著「侘び・数奇・余白」という高尚な著書に挑戦するのだが、数行いくと瞼が焼けるように熱くなって、気が付くと瞼が閉じられているというていたらく。嗚呼花粉症よ。

そのせいでもあるまいに、日本から児童殺し、息子殺し等など悲しいニュースが届けられる。格差問題など様々な問題が山積みとなっている日本への思いもこの夏に選挙を控えるだけに日に日に重さを増している。


f:id:syaraku-sai:20190604201047j:image