拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

それなりの忘年会

2009年最後の日、今年は何か格別な感じがするのはこのブログのせいか?

日本であれば忘年会やらなんやらで今年の反省とか、来年の抱負とかいろいろ披露する機会があるとおもう、書初めとか。

 しかし、こちら西瑞ではそんな習慣はもちろんない。だからその習慣を作ればいいのだが、写楽斎は無類の怠け者で自分からそんな事をやる気は起こらない。・・・しかし良く考えると日本に住んでいた時も自分からは何もしなかったっけ。

 書初めといえば、今まで、一回だけやったっけ。27年ほど前、鍼灸の先生、観風先生のお世話になっていた時、塾生全員がおきい紙に大きい筆で好きな言葉を書きなさいということで、ボクは " 覚悟 " と書いた。それはボクの一生分の書初めだったと思う。書初め・・・というとこの”覚悟”がすぐ頭にくるということはその時の覚悟が今も変わらずボクのテーマなんだと思う。

 今夜、7時頃友達が一人きて我々と一緒に忘年会をすることになっいる。妻のニコルは日本の正月の雰囲気をだそうと
寿司を注文し、デザートには汁粉にしようと今、白玉を準備している。それをボクらは道場と呼んでいる何もない部屋で日本式に座布団に座っていただこう、という趣向になっている。この部屋には昔,老師からもらったデカイ書の掛け軸
”独坐大雄峰"というめでたいのが掛かっているし,座敷はだんだん日本の正月の雰囲気が出てきたようだ。
 
 みなさん,良いお年を迎えて下さい。