拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

書初め〜と書いて "かきぞめ" と読む・・・のか。

 広辞苑によると<新年に初めて文字を書くこと。>とあった。なあんだ。 別に硯と筆で持って書く書道でなくても"かきぞめ" なんだ!

 すこし肩の力が抜けて,このブログによる<書初め>を書くことにする。しかし、何といっても一年の計は元旦にあり!

 多少は何か( 計 )と言えるようなものを、ここに書いておきたい・・・と言うことでまた少し肩に力が入り、まず友達のマリカ、とニコラが来る前に風呂にはり、計について拈提することにする。妻のニコルは昨日の忘年会がすっかり日本的雰囲気をかもしだすのに成功して気を良くし、新年会を今度はモチでもって親日家のヤングカップルを急遽招待することになった。

 (元旦の今日はまさに元旦らしい暗くどんより曇った天気、それでも我々夫婦はレンタカーでもって5分の所に車をとめて恒例のレマン湖参り。我々夫婦にとって湖は神社みたいなもの、とても神聖なものである。一時間ほど散歩した所で、ニコルの姉がTel、二人で話した結果ヨーロッパでも指折りのホテル、ボーリバージュのカフェで井戸端会議をすることになったようだ。写楽斎はそんな所で澄ました顔で"茶"を飲む柄ではないので帰ってネットで日本のお笑い番組を見る。)

 今風呂から上がり(計)を拈提した結果、今年は(漢字)の素晴らしさを世界的規模で提言して行こう!!!という壮大な妄想を抱いた。それを前提してたわけではないが、一冊の本(漢字、その特質と漢字文明の将来・鈴木修次著)を昨日読み終えたばかり。この本の中で、論語について述べていて、興味を持ち手持ちの本"孔子"をまず読んでみることにした。
気が散りやすいタイプなのでなかなか一気に、というわけには行きそうにも無く、当年とって38歳(これは自推年齢=自分で推定した自己の精神年齢)からの論語というのはそう簡単なことではないと自覚し、マイペースでの世界的規模提言にすることにした。

 もっと身近で、実現可能な(計)をすべり止めとして・・・ブログを出来る限り継続させる・・・という壮大な抱負を披露したところで元旦の挨拶としたいと思います。2010年皆さんにとって、素晴らしい年になりますように!