拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

東洋思想勉強会・感想

9月16日のブログで案内した勉強会『東洋思想』が9月26日に行われた。

相方も参加して合計7人を前に馬骨の名前で約2時間半、途中休憩を交えてここ数年にまとめたはずの考えを披露した。

人前で話すのは、ガイドをしていた時以来…つまり18年ぶりだろうか?ホコリ高いというよりホコリ多い環境(引越し屋+倉庫勤務の宿命)で15年間みっしり務めたためか、喉が狭まったようで、最近声がでなく、2時間も続けて話すのは可能であるか心配でマイクとスピーカーをこの勉強会のために購入することを真剣に考えたが、相方に5,6人を相手に話するのにスピーカーは不必要と一笑され、ぶっつけ本番で話すことになった。

なにせ、こういう形で東洋思想というか仏教について話するのは初めてで、アウトラインは考えていたが、一つのことを話しているうちに頭にそれについて突っ込んだアイディアが浮かんでそれを話しているうちに、どんどんアウトラインから離れていくのが自分でもわかりながらも流される一方の自分が怖かった。

いずれにせよ、サブタイトルが『考えるな、漢字ろ!』で初めて『馬骨』の荒唐無稽な話を聞く人々にとって、ボクのアウトラインが在るかどうかなど、わからなかったであろう。

途中15分の休憩を入れて結局2時間半話したが、自分では時間の感覚がまったく無く、自分の思う20分が実際には一時間ぐらいの感じであった。であるから、次回は時計を見ながらペースを考えながら話さなければ…と思っている。話している本人は夢中でも、聞いている聴衆にとって甚だ退屈であった場合2時間半というのはあまりにも長すぎであろう。

それに聞いている人々が全員マスクをしているため、普通の状態よりは彼らの反応がもう一つよくわかりにくいという特殊事情もあったであろう。

この日来たほとんどが、20歳代で日本を発ち、30年以上ヨーロッパに住んでいる女性たちであるから仏教についての知識というのはあまり無く、そういった意味ではボクの話は新鮮であったようだ。

結局、声がでなくなる心配は徒労に終わった。こんなに長く日本語を話したのは何十年ぶりだろう。

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