拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

ひまわり

 妻ニコルの生き甲斐は”おしゃべり"。彼女のおしゃべりネットワークの基地はローザンヌ市内に散在する喫茶店で、
 そのうちの最重要拠点が我が家の近くにある独身女性ロゴンスの店、食堂喫茶”ひまわり”。
 
その彼女の店が今日なんと25周年を迎え、店の模様替えも済んで、常連客を招きささやかなパーティがあった。
 

奇しくも我が家の2軒となりの花屋その名も“花の世界”も今日その1周年を迎えパーティ。
 こちらの店主は若き独身男性のブノワ君でここもわが妻のネットワークにとりこまれているので、今夜はパーティの連チャンとなった。
 

『ひまわり』のロゴンスからボクはパーティの様子を撮る依頼を受けたので、愛機G10でブレブレにぶれている写真、
 ピントよりも雰囲気を最重要視しフラッシュ無しの為かなりぶれている写真を撮った。
 彼女は21才の時から一人でこの店を始めたとのこと、以来25年だから彼女は46才か。
 

 

 彼女が独身のためか集まってくる常連客も自然独身女性が多いようで学校の先生、看護婦、スチュワーデス、秘書、店員などなど
 いろいろな職種の女達が集まっては井戸端会議に『ひまわり』の花を咲かしているようだ。
 とくにニコルが2年前に失業した時、この『ひまわり』の存在は非常に重要な意味を持っていたことは間違いない。
 

喜怒哀楽、何かにつけ集って励まし合う女達は素直でいいと思う。君たちは素晴らしい!gannbariya!