拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

青い真珠マリエブ

 彼女の名前は、マリエブ。カナダはケベックから恋人を追ってわが街に来ているが発展的展望はないらしい。

 我々が毎週末行く、レマン湖畔の売店で2年前の夏から夏だけバイトしている明るく美しいこの娘を家にまねきましょうよ・・・とニコルは以前から考えていて、それが今夜いつものカレーで実現した。

 同じ西洋人でもケベック人は何か違う?・・・と思っていたが、今夜はそれを証明することが出来た。

とにかく、32歳にもなって、ピュアー度120%なのだ。 ポニーテールに赤い頬、澄んだ青い眼の女、真摯で温かい人柄
は誰にでも好かれるであろうが、素朴さを失なわない強さも持ち合わせている。

 明日は彼女にとってこのバイトの最終日だそうだ。明後日、仲いい妹の結婚式の為に一時ケベックに帰国。