拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

 日本は『愛国』= is・land

わずか2週間の日本の旅… だったけど、26年間スイスに住んでいた者として日本をあらためて観察した感想を一言でいうと
愛国の島という意味で『is・land』(愛すべき島)・・・となった。

日本には39歳まで住んでいたが、島を意識したことは一度もなかった。
それが、今回の旅で確認できたことは『日本は島国』であるということ。
日本が明治をむかえて開国した時、訪れた外国人が一様に持った感想の一端がいまだに通用する何かが日本にはあるのでは?と思った。

今回旅したところは 京都ー金沢ー城崎温泉ー尾道ー神戸 だったが
どこに行っても、伝統的な要素を現代に上手く活用している日本と日本人を観ることができた。

日本に滞在中、テレビで6月に起きた『東名高速の追い越し車線で停車させ、そこにトラック・・・夫婦死亡で福岡の25歳の男を逮捕』のニュース
が流れていて、ボクは腹の中が煮えくり返る思いをして『ああ、相変わらず…』日本には・・・の思いがした。

もちろん、ヨーロッパでもこういった事件はあるのだろうけど、日本のように『湿度の高い島国』としてはこのような事件がわりと
頻繁に起きるのでは・・・ないだろうかなんていう納得の仕方は日本にすんでいるときから抱いてような気がする。
『is・land 』の負の面がこうした形で現れる気がする。