拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

逆まつげ+タオ

十年ほど前から、ボクは左目の上まぶたのまつ毛が逆まつ毛になって困った挙げ句、

生え伸びて眼の玉に接触した時点で鏡を見ながら自分で抜き取る…という作業を続けてきた。なんとかならんのか…と前々から思っていたら、『逆まつ毛に対処してくれる眼科医が一人だけいるよ…』という情報があり、9月に早速でかけた。

 

先生はスイス人ではなくアジア人であると聞いていたが、その先生と対面して驚いた。

なんとこの夏からメンバーになって毎週土曜に3時間バトミントン・ダブルスをするメンバー仲間のタオさんだったのだ。ほとんど話を交わしたことがなかったので、どこぞの国のオッサン…ぐらいの認識しかなく、時折チームを組んだり、対戦相手になったりするぐらいで、見た感じが日本の田舎のオッサンの雰囲気、でもって他のアジア人のメンバーに比べてもクソ真面目で何故か昔見た『七人の侍』の誰かをボクは想起していた。ところでバトミントンメンバーは多い時で16、7人いてベトナム人、中国人が3分の2を締め残りはスイス人やボクの友人ピーターは英国人、そして日本人のボク…と国籍はインターナショナルで年齢の平均は40〜45歳ぐらいだろうか。ピーターとボクが一番年寄りで66歳、リーダー格のバンサンはスイス人で58歳?ぐらい、30代の女性が3人。

 

その中でタオさんは見た感じ60歳ぐらいではないか?今回の出会いで話がはずんだことで、彼が35歳の時、スイスに難民として夫婦でベトナムからスイスに移住してきたことがわかった。

その時、彼はすでに眼科医だったそうであるが、最初はやはり苦労したとのことでった。その彼に器具を使って逆まつ毛が再び生えて来ないように焼き切る(?)か何かの処置をしたもらった。だから左目の上まぶたの左側半分のまつ毛が無いのである。

それでなくても強面(こわおもて)のツラなのに、まつ毛の無いツラは益々強面でとなり『モテ』なくなるなぁ〜・・・と美容上の心配がつのっているところである。

ところでタオさんの タオは老子の説く『タオ…道』になんだかの関係があるんだろうか?いつの日か尋ねてみようと思っている。

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 逆まつ毛処置時のイメージ図〜この図だと右目になってしまった、間違い。

 2018年度の出来事の中でもボク的には画期的なこと。これでいちいち定期的に

 鏡とにらめっこしながらピンセットで4〜5本ある逆まつ毛を抜き取り作業がなくなる。