拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

My マグノリア…

じつは、先日よりフランス語5回コースをとって、今日早くも3回目が終わった。

いつもの日仏交換・素人先生と違って、プロの先生となるとやっぱり確かに違う!

女性のボリームのある先生はこの道何十年の経験者らしく、バッサリ切るところは切り、それでもって細やかで気の利いた応答で対応してくるところは流石〜なのだ。

最近、少しずつフランス語が好きになりかけている…気がするが、それこそが語学に最も大切なものなのである。

ということはおよそ在スイス25年くらいの内、最初の10年は好き度はマイナ・スレベル、後の10年は仕方なし・レベル、で去年からスイス人と我々日本人とで語学交換交流会に参加することですこーしずつ、すこーしずつフランス語が好きになってきたという物凄〜い長時間をかけて語学に対する気持ちを高めてきたことになる。

日仏語学交換交流会…約して『タンデム』に参加したことで、教えたり教わったりの楽しさ、そしてなによりいい歳のお兄さん、お姉さん方が小学校生レベルの日本語を実に一生懸命やっている姿、それはそのままフランス語を学ぶボクの姿でもあるが、それが実にイイんだよね…。

だから、週一回の『タンデム』には出来る限り無欠席で行こうと思っている。

六十を過ぎたオッサンは日本人ではボクと、スイス人では浅草の仏ちゃんと自称している日本に行くこと数えきれないほどのオッサンで、彼のアイホンには日本語辞書系のアプリが信じられないくらい完備され、毎回日仏勉強に参考になる新しい書物をカバンに忍ばせ、人に見せては『貸してあげますよ』と寛大なところを見せ、日本語は検定試験など受けたことがないらしいが、かなり上級者であることなど仲間内でも頼りにされている男である。

この人とボクとはタイプが全く違うが、仏教徒であること、マッサージ業をしていること、太極拳をしていること、などなど共通項があり、会えば話の合う良い仲間である。

ところで、毎週2〜3度走りに行く、My公園のボクのマグノリア(木蓮)に花が咲いた。

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この公園で迎える春は、退職後として2回目。この木をMy Treeと勝手に決めた図

春を迎え、他の木々にさきがけ健気に花をつける我が木蓮よ…アッパレ! 

日本の桜に勝るとも劣らないその姿、なかなかのものである。