拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

2011-01-01から1年間の記事一覧

蘇った歌声

先日の金曜の夜、義父の家に立ち寄ると 今までこんな義父を見たことがないほど 興奮していた。 その日義父は一日中、放送局? にいて 36年前にオランダでラジオの為に録音した シューベルトの曲に ドイツ 歌詞をつけた彼の歌声とピアノ曲のテープを デジタル…

Mixed Language, OK?

今日お客さんのところに見積もりに伺ったら、珍しく外人のお客さん、若い青年さん。 顔を合わせるなり、「English or French?」 と聞かれる。 どっちもたいしたことがないので・・・ 20年前までは英語の方が断然よかった・・・けれど 今は フランス語の方が …

トロン & 観世音

バレンタインデー ・・・自分にはほとんど関係ないようなものだけど、ささやかに妻とハート型の小さなケーキを 買って食べる。 昨日、待望の映画 トロンを観てきた。ボクにとっては 最高の映像で バッチり楽しませてもらった。 未来ものって なかなか 未来像…

心の環境汚染

清浄という言葉を 禅仏教では大切にしている。 本来清浄であるのに自ら 自己の心を 汚染している 我ら衆生を 救おう としたのが 仏だからだ。 環境汚染はやかましく議論と実践の対象になっているのに、心の環境汚染はほとんど、無視されているのでは と 思う…

アトリエ・“印刷屋” 展にて

朝から快晴で、朝食を久々にニコルとデパート・マノーのテラスで遅い朝陽を浴びながらたべる。 家に帰ってもわが書斎の窓を全開して日光浴、少し痛む腰と皮膚の為に快い太陽光を浴びた。 長いこと連絡取れなかった、Sさんからメールが来て、ボクの写真の英訳…

スイスで豆まき

先々週たまたま読んだ三浦哲郎さんのエッセイ集に節分の豆まきの話がのっていて、ああ、これだ!・・・とおもって、これを今年は是非やってみたい・・・と思ってしまった。 大昔、自分が子供の時やったような記憶がかすかにある。母は江戸っ子だから節分の豆…

IQ70の無事是貴人

フォレスト・ガンプ(Winston Groom著)読了。 最近読んでいてサッパリ理解出来ない本を読んでいたせいばかりではなく、この本はボクをほのぼのとした気持ちにさせてくれた。 主人公フォレストはIQ70以下(だいたい5−10歳程度の知能)という設定・・・だけど…

野性のケテバン

ニコルの友達の娘ケテバン10歳の誕生日にまねかれた。(誕生日は1月26日であった)ボク等の周辺にはじつに多様な人種が暮らしているが、ケテバンの両親の血の組み合わせも珍種?だ。ハンガリー系の母にグルジア人の若い父親で、スクウェアな感じのスイス…

真冬は冬の間で魔冬なりき

今年は病気返上年を決意して始めた。その最初の一ヶ月が過ぎようとしている。 一月上旬、風邪のながの咳攻めを何とかシノギ、しめた・・・と思っていたら最後の週に「腰」にきた。それまでずーっと暇だった仕事が、この週に限って毎日荷の配達やらなんやら予…

アデルの歌声に・・・

ニコルは一泊バリ旅行にでかけ、久々に一人で夕食の仕度をしながらラジオを聞いているとアデルというシンガーのインタビューと彼女の歌が聞こえてきた。彼女の歌はどこかで聞いたことがあるような、ないような?とにかく説得力のある歌声に聞き惚れてしまっ…

ジレンマ夫婦

昨日の夜、ボクは名づけて “ジレンマ夫婦” と称する日本人夫婦とスカイプした。 彼らの立場はボクが彼らと知り合ってから常に “ジレンマ” 状態にある。 旦那はプロのバトミントン選手でスイスに来る前はマレーシアでプレーしていた。そこで数年過ごしたある…

シルビーを招いて

昨夜はニコルの茶店”ヒマワリ”常連の友人シルビーを初めて我が家の夕食に招いた。彼女は小学校の先生で50歳をすぎた独身女性、いつも明るくとても感じのいい人なのでいつかゆっくりお話をしたいと我々は思っていたのだ。 去年彼女はスイス教職員の特権の一つ…

人生考・農奴人生・・・

いまテニスのオーストラリアオープンをやっている。日本ではこれはどうなんだろうか?テレビで見ることができるのか? そして興味を持っている人がいるのだろか? ヨーロッパでは、ユーロスポーツというスポーッ専門のテレビチャンネルがあって主なスポーッ…

写真評・Super Mamika

1月8日の日記に<スーパーマンのおばあちゃん>の写真集の話を書いたが、それについて詳しいサイトを見つけたので是非見てください。http://gigazine.net/news/20101119_super_mamika/ 少し落ち込んでいる祖母を見て、こんな写真を撮ることを提案したら、…

“ 希望 ”

今年になってから、友人がドラマだったらこれを見よ・・・とアドレスを送ってくれたおかげで、週末と夜はドラマやら映画にスッポリはまっている。 それで今夜は久しぶりに感動した。何に感動したかというと、遅ればせながらキムタクの<Change>の最終回の彼…

アフリカ人のおばさん

昨日の午後、バスに乗り込んだ時の話。日曜の散歩の帰り、駅からバスに乗って帰ろうと一番後ろが空いていたのでニコルと並んで座り、発車まで15分ぐらいあるようなのでボクは<晴れたらライカ、雨ならデジカメ>、ニコルはフランス語訳本<Les tendres pla…

ぼやき・ぞめ

昨夜の新年会で日本食を腹一杯食べたその腹ごなしに、今朝は土曜の朝市でにぎわっている街中を散歩していていると、いつの間にか写真考していた。 (Fnacという店で見た写真集、タイトルはわすれたが、自分のおばあさんをモデルに、スーパーマンの格好をさせ…

煩脳無尽誓願学 <風の博物誌>

いろんな本を引っ張り出してつまみ読み中。そのなかで今日はライアル・ワトソンの<風の博物誌>を読み始める。 第一章を読み終えたところで2,3年前から Kyoto Protocol とか 京都議定書(1997年)とか言う言葉をよく耳に したが、 ハハーン、こういう本…

水 急げども 月 動ぜず

2011年 新しい年が始まった。いつになく新年を意識した年だ。 先日書いた菩薩の誓願のことだが、この数日の間にその理解が深まったような気がする。 この4つの誓願は何を意味しているのか? 衆生無辺誓願度とは何か、煩悩無数誓願断とは何か、法門無量誓願学…