拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

観自在

『花兆風穴』の頃なぁ〜

先週の水曜日、2月26日というと我々夫婦の『真珠婚記念』で30周年を迎えた。 だからどうした…というか、よ〜く考えたら『よくも一緒にこんなに長く…』感が二人の間で漂った。 いつもだったら相方が大袈裟に準備するところであったであろうが、松葉杖生活でか…

オオタスセリという芸人発見(遅いか?)

【佐高信の隠し味】オオタスセリ ストーカーと喪主挨拶20200225 Youtubeで『デモクラシータイムス』を登録してあるので、だいたいいつもは、政治に関するテーマで『佐高信x早野透のジジ放談』とか、『横田一の現場直撃』『山田厚史の経済の深層』とか硬い話…

H-1 グランプリ

いまや、ボクにとって Youtube は森羅万象百科辞典ごとき様相を施す。 特に日本から遠〜く離れて暮らしている者としては、日本で起きていることを、わりとピンポイント的に知りたい…なんていう時にこのYoutubeは信じられない力を発揮する。 最近では何故か陸…

未 来…『みくる』

朝倉未来…、名前の未来を『みくる』と読ませるって、大和魂から直感的に出てきたようで深く、それこそ日本の未来を感じさせる…こういう名を発想することができる日本人がまだまだいる、ということが大事だ。 2ヶ月前くらい?にたまたまYoutubeで見かけた総合…

人(ホモ)・間(サトリ)〜その2

今はまだ12月31日20:20、あと3時間40分で2020年になる。 今年と来年の間(はざま)で来年の抱負について語ってみたい。 10月に同名のタイトル『ホモ・サトリ』でブログを書いた。 syaraku-sai.hatenablog.com ボクが65歳で定年退職した2017年に日本に帰国し…

お悟り…

自分の頭の中では『いつも日本語』で考えているから、常に日本語で話している気になっているが、現実は『独り言』なのだ…。 そう思ったのは今日、久しぶりに日本人の友人と話していると、(バカ話であればそうわ思わなかっただろうけど)30年付き合っている…

巨人サンタと按摩

先月11月中旬、友人(日本人)の陶芸アトリエ30周年記念イベントに客寄せとして10分間按摩をやらんか?…との依頼があり、引き受けた。 陶芸のことは全くわからないが、日本人としてこちらスイスで活動するのは、どんなもんなんだろう…彼もフランス語が下手だ…

不立文字の『痛』

じつは、今日…歯医者で『親知らず』を抜いてもらうことになっていたのをわすれていた。歯医者で歯を抜くのは何十年ぶりだろう?抜く時、どんな痛みなもんだろうか? AI…がどうのこうのという超新時代である現代であるなら、何の痛みすら感じず、サラッと抜い…

痛て〜っ!

引越し屋を退職して2年半にして、久々の腰痛は空前絶後に痛く、起き上がるも、床に伏せるも一々必死の状態を4〜5日足掛け一週間家から一歩も出ることができずにいた。 今日あたりから、腰が固まりながらもゆっくり歩けることが出来て外の空気を吸えた。 体…

孤独…死

先日ネットで『孤独死』についての記事を読む機会があった。 少子化、老齢化が進む中当然の現象として老人の孤独死の増加があるわけであるが 問題は、老人や中年と呼ばれる人々が独りで死んで、遺体が腐敗するほどの期間誰も気づかずに放置…それも賃貸家屋の…

奴が桜と散るか?日本塵となるか?

「桜を見る会」が直撃?・・・内閣支持率7Pダウンの背景「11月世論調査を読む」 海外在住の身としては、一般的日本人がどういった政治的視点をもっているのかを知ることは実際問題として難しい。 しかし、こういったこともYoutubeなんかで、メディアによる…

闇観じ 自ずと灯す 法灯明 … みどりさ〜ん、有難う…

【木内みどりの小さなラジオ Vol.8】ゲスト:「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」代表 志村真介・季世恵ご夫妻 木内みどりさんの訃報はあまりにも唐突だった。 山本太郎を本当に温かく支える、木内みどりさんの存在はボクにとっても同志のような大変頼もしい姐…

ホモ・サトリ(その1)

先日、無理やり読了した『ホモ・サピエンス』…して今、『ホモ・ゼウス』を読書中。 どちらも、世界中でベストセラーとなっているイスラエルの大学教授ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書で、我々人間の営みというのが、ホモ・サピエンスという人類が地球上で生…

急がば Zen

安藤礼二著、『大拙』を読了…というとカッコいいが、数えられないほどの居眠りの末、3ヶ月ほどかかって読み終えた。 この本についての紹介記事を何かで見つけた時は、我が鈴木大拙に関する本がついにでたのか!…という大きい驚きと喜びとで、ためらわずに『…

極楽

快晴のレマン湖を見るともなく見てつくづく思う。 2年前に退職するまでは、自分にとって『天気』はわりとどうでも良かった。 (雇われ)引っ越し屋として、現場責任者(責任者といってもなんの肩書をもらうわけでもなく、一人いた先輩が辞めたあと自動的に責…

靴酔い

世の中の変化のすざまじさ、というのは我ら昭和人こそ『当事者』ということができるように思う。 先日、2年ぶりで靴を新調した。いわゆるズック靴の類であるが、靴屋で試し履きをしたときは、足全体が羽が生えたように軽く、真綿でくるまれているような心地…

考えるな、漢字ろ!『開』の巻

禅寺で修行中、坐禅する前後というか、何か一区切りあるたびに参加者みんなで唱える『四弘誓願』というお経があった。 菩薩の誓願というので、非常に短いお経で… 『衆生無辺誓願度』『煩悩無数誓願断』『法門無量誓願学』『仏道無上誓願成』…の4っの誓願を…

考えるな、漢字ろ!(その1)

極東の地、日本で『花鳥風月』という果実にまで昇華したインドで生まれた仏陀の『悟り』は、中国で儒教や道教の影響を受けて『禅』として花を咲かせる頃に日本に輸入されたのだろう。 禅が日本で実をつけた理由というのは、宗教歴史学者を筆頭に様々な立場の…

哲玄老師の円月殺法

まぁ、それほど長生きしているわけではないが(67歳)、Youtubeで様々な分野のエキスパートの方々の話を聞くと、それなりに長生きしてよかったな~と、つくづく思わざるを得ない。 スイスの片田舎に住みながら、日本語で結構長い講義などを聞くことができる……

仏性は『和』のDNA

馬骨考−仏教研究会を立ち上げ、数ヶ月。 ボクはついに仏性は『和』のDNAであることをつきとめた。 かなり複雑になった仏教を現代人にわかりやすく説明する方法を退職して以来あまり根を詰めることもなく緩やかに研究するともなく研究した結果がここになって…

SFに見る未来社会は何故かボロボロ

昔からSF映画が大好きでこの歳(67)になるまで、様々なSF映画を観てきたが、そこにはほとんど例外なくボロボロの未来社会が描かれていた。 未来だから、バラ色のはずの未来社会…とは思えない『みすぼらしい』人間の世界なのだ。 だいたいが、『貧富の差』が…

和風でぶっ飛ばす参院選〜その3

いよいよ、明日が参院選の投票日。 誰もが、開けてみなければわからない結果がいよいよ明日の夜にでる。 ボクは自分のブログに前回の参院選(2013年)で当選したときの山本太郎の政見放送をアップしたが、それと比べても今回の山本太郎の政見放送は実に堂々…

和風でぶっ飛ばす参院選〜その2

ちょうど20年前、映画マトリックスを見たとき、心がザワザワッ…とした。 そういった同質の問い?に突き動かされて禅の修行にいったのが、その15年ぐらい前。 しかし、考えてみると自分は子供の時から勧善懲悪の東映映画の影響か、金に振り回される生き方だけ…

和風でぶっ飛ばす参院選

山本太郎率いる『れいわ新選組』の出現で、今回の参院選は前代未聞の選挙になりそうだ。 なんせ10人の立候補者のうち、2人が車椅子の重度身体障害者…っていうだけでも度肝を抜く。 ボクがいう『和風』って他でもない『和する=思いやり』の風のこと。 それを…

必撮無眼流 ~ 審美眼

スイス闘牛の本場、バレー州の州都Sionでの写真展も今日で4日目、友人などが遠くからはるばる来てくれて感謝感激。 地元の写真家も何人か来てくれ、色々話が弾んだが、意外だったのが闘牛をテーマにした写真展はこれまでほとんど無いとのこと。 ラジオや新聞…

アイデンティティ

ブラックホールが視覚化、そして昨日パリのノートルダム大聖堂の延焼・・・ 人間の営みには意識、無意識、自己の心の落ち着き先を探し求める行為というのが主体にある…というのが最近の一撮の思いで、それから外れれば外れるほど幸福から外れるのではないか…

令(ブラック)・和(ホール)元年!

この4月になってから世の中、急に騒しい気がしているのはボクだけだろうか? エイプリルフールの日に、安倍の肝いりで新元号『令和』が発表されたのも、どこかアベノフールらしい『嘘っぽい』感満載で日本人総まごつく日で4月開幕。 タレントのピエール瀧が…

我が師の誕生日

二日前、20年ほど使い古してきた居間兼ニコルの部屋のカーペットを買い替えた際、本棚も一旦移動しなければならないというので、少し本やら書類の整理をする…とニコルが言い出し、ボク関係の本や書類を大きな紙袋3個を整理するように言い渡された。 今朝、…

春の彼岸に木蓮か?

昨日は春分の日だった。 知らずに散歩していたら、あまりに見事な木蓮。 オリンピック博物館前の『木蓮』で、これが毎年どの花よりも早く咲き誇る木蓮でいつもこの時期であることを思い出し、ついで今日が春分の日であることを思い出した。 今日から陽が伸び…

いまさら『マトリックス』

先日、ジュネーブで『日本人ママの会』が専門の講師を招いて『サイバー・アディクション(インターネット依存症)』についてのお話を聞いた。 主題は、インターネットに夢中になっている子供達の行く末を案じて…だった。 ボクは自分の子供はいないが、自分自…