拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

2018-01-01から1年間の記事一覧

Me Too  …

男性による女性へのセクシャル・ハラスメントに対抗する『Me Too 』運動が今、問題になっている 財務省福田事務次官による女性記者へのセクハラをキッカケに日本でも勢いを持ちつつある。 セクハラ問題は多方面に及んでいるようだが、 写真界のアラーキーが1…

ローザンヌのArt Fair

先週たまたまネットでローザンヌ観光サイトを見た時にこの『第二回ローザンヌアート・フェアー』…というのを 見かけたので、でかけた。 アート・フェアーというと、スイス・バーゼルが世界的に有名であるが、ボク自身は一度もいったこがなかったので 今年(6…

 春の兆しの

ようやっと連日20度を越える日差しを迎えているこの頃、よ〜し春光を満喫するぞ!・・・と思う間もなく、ギックリっとなった… 去年の今頃は仕事があったから、用心して腰痛にならないように厳重注意していたのが、今回は油断してしまって。 おまけに、なんだ…

  稀に見る…

つい先日まで日本のTVワイドショーなんかで相撲の相次ぐ不祥事の話題を延々とやっている時、『力士たちは命がけで相撲をやっているわけでして… 』なんて セリフを時々耳にして、大げさな…と思ったりしてたけど 久々に今日、山本太郎の国会質疑をツイッターや…

 雨夫婦のトリノ

先週、今週と学校が休み、したがって小児科のクリニックに勤める相方も一週間のバカンスであった。 近場でどこか2泊ぐらいで行きたい…ということで、ボクの以前から希望でトリノへ行くことになった。 地図で見ると、直線で300Kmぐらいのところなのだが、なに…

  世は春休み

スイスでは今週、来週と学校の春休み。 それを利用して子供のいる家族は春休みにあちらこちらへ、バカンスで出かけているようだ。 先日、月曜日にボクらはニコルの従姉妹の3人息子のうち長男がカナダから6ヶ月になる赤ん坊と嫁さんを連れて2週間帰国したの…

 闘魂(ファイティング・スピリット)

先日の冬季オリンピックで日本人選手が頑張ってくれ、感動がいまださめやらない。 特にボクが最も感動したのは、女子スピードスケートの活躍だった。 小平奈緒選手の高潔な人間性、高木美帆選手の道産子らしいはにかみ純情+底知れない潜在能力を秘めた大陸…

 明日は復活祭

明日、日曜日は復活祭。 復活祭は処刑されるキリストが3日後に復活することを予言して、実際復活したことを祝す日であるが キリストが生涯に起こした数々の奇跡の中で最も重要なものが復活であるので、キリスト教信者にとって 最も重要な日である・・・との…

 SionのAI!

昨日、3/29日 先日まとめたスイス闘牛の作品を発表する場(ギャラリー)を求めて、闘牛の地元であるバレー州の 州都Sion(シオン)を訪れた。 ローザンヌから電車でちょうど一時間、ぎりぎりフランス語圏内で隣り町シエールから仏語と独語の言語境界となる…

  梅殺し

昨夜(3/24)は月イチの『俳句会』があった。 いつものカフェ文学が、閉まっているので今回のみ別なカフェで開催したが 時が経つにつれ小さなカフェは混み合って、最初は保護されていた我々の一角も他の客が侵入してきて 話し出すものだから、句を練った40…

ぜんぜんZen?

先日、3月19日(月)に友人のお誘いで、スイス&日本文化交流サークル主催による『言葉と文化』をテーマで二つの講演にでかけた。 そこで行われたフランス人講師による『西洋で禅の発見』…というタイトルで40分程度、禅が第二次大戦後、西洋に及ぼした影響な…

  必撮無眼流とな…

自分の写真について聞かれたら…(まぁ、聞かれることもないだろうが) 『必撮無眼流…です』と答えるかもしれない。 その心は…拈華微笑なり。 華を撮(つま)んで、人々に示す・・・で、分かる人は微笑み、分からない人には分からない。 最近、写真を指導する…

 3・11から7年目

3・11といっても、ボクのようにほとんど地震のないスイスに住み、被災した福島に知り合いが一人もいないような者にとって 送られてきた当時のニュース映像にショックを受けたと言っても、やはりどこか遠い所の出来事…という思いが心のどこかに あることは間違…

 亀仙人への道

昨日、3/3日(土曜)は結構疲れた。 というのも、一週間前に昔スイスのバトミントン・ダブルスのチャンピョンだった友人のローレンスが務めるチューリッヒの ヨネックスが一般人プレイヤーによるダブルス大会を催すので『息子のジョナスと参加しないか?』…

 初ソリや 親子で滑る 雪やよい : 一撮

先日、友人から教えてもらった出会い系アプリ?『Meetup』のおかげをもって バトミントンサークルを暗くなった夜8時に訪ねたら、誰もいなくて。あきらめて帰宅しようとして降りたバス停までもどると 大きな建物の窓からバトミントンラケットを振っている男性…

 絶景眺望

この一週間、オリンピックにまつわる人間ドラマが織りなす風景を眺めてすごしている。 そして今日、一歳年上の役者、大杉漣さんの急死のニュース… フランス語で C'est la vie ! 『 それが人生さ 』

 ピヨンチャン・オリを100倍楽しむ一撮法

ガンパレ〜 北見のロコ・ソラーレボクは写真もそうだけど、何事も『独尊』で、今やっているオリンピックも個人的理由で断然興味&面白味が湧いてきた。こちらスイスに住んでいると日本選手の活躍がもう一つよく伝わってこない…のでなんかないかと、Youtube …

  龍は次元を超えて

ここ一週間以上、微熱が続きその熱の中でポットキャスト『学問ノススメ』で聞いた宇宙の話の中で先生が言った 『数学上では9っの次元がある』…を考えていた。 次元についての数学的説明を理解するのは低次元から睡魔に襲われるので止めたが 『次元と龍』の…

 Dan〜す・コンCool !!

昨日2/2日も、バレエ・コンクールへでかけた。3日連続である。 ホール入り口で、切符売場か変わっているようなので係員に聞いて、そちらに向かおうとした時 『買わないで、ちょっと待ってください』と若い女性から声をかけられた。 『一緒に来る予定の人が…

 ローザンヌ春の祭典

人口14万人足らずの街ローザンヌを最も有名にしているものの一つに『ローザンヌ国際バレエコンクール』がある。 今回46回目『Prix de Lausanne』が今まさに、我がアパートより徒歩10分ほどの丘の上のホールで行われている。15年ほど前?には選別中のシーンを…

 群青の海へ… 平山郁夫著

去年2017年10月、尾道を2泊3日した最終日、ホテルの地上階が船乗り場でそこにある海図を見ると 幾つか島巡り図があり、生口島という島に平山郁夫美術館というのがあった。平山画伯については、ボクが丁度禅修行のために日本に帰国している時(例えば1987年、…

  写真の威力

『生死事大 光陰可惜 無常迅速 時不待人』こういう言葉が厚さ10cm,で50x35cmぐらいの分厚い板に書かれ 禅道場の入り口に綱で掛けられボクが通っていた居士林では朝、晩の2度木槌で真ん中を決められた作法のやり方で 叩いて、真ん中がだんだん木が削られ…

 シーズン11の13、14

去年の12月14日にアメリカのTVドラマ『グレイズ・アナトミー』のシーズン9を見ていると書いたが 今現在アマゾン・プレミアム会員で見られる最後のシーズン11を見終えて、感動+感心してこれは 一言賞賛したいと思った。 先月の年越しそばを友人宅で食べなが…

 禅修行の思い出 〜 香厳上樹(きょうげんじょうじゅ)

禅の話を読んだり、聞いたり…の今日は聞いた話をしたい。 円覚寺居士林の土日坐禅会に参加していた時、日曜の朝は老師による『提唱』という時間があって それは、昔の禅師の語録本『無門関』とか『碧巌録』などを、つまり公案(禅問答)を一則、一則 老師が…

 薫習(くんじゅう)

〜 花を弄(ろう)すれば 香り衣に満つ 〜 『水を掬すれば 月手に在り、花を弄すれば 香り衣に満つ 』 唐の詩人 干良史(うりょうし)の作より写真は8年前『The Kanji World 』と題して、禅語をテーマにニコルの日常写真と文字とを組み合わせた作品の1枚であ…

 必撮無眼流 〜 猫の記憶

森山大道の『犬の記憶』に匹敵しそうな猫の図パリのジュンク堂で森山大道著『犬の記憶』を買って、今日読み終えた。彼の本を読んだのは初めてで、饒舌とも言える文才に舌を巻いた。 彼の写真から受ける印象、彼自身の肖像写真から受けた森山大道という人の印…

  写真の街・パリ

パリから帰ってきてもう一週間になるのに、まだパリを引きずっている自分が可笑しいが このこだわりは…書かなくては。 パリへは何の計画もなく、ただただ、行きましょう…てな感じで出かけたにも関わらず、さすが『芸術のパリ』ちゃんと見所 を抑えてくれてい…

 人情の街 パリ-2018

パリにはもう何回ぐらい行っただろうか? 少なくても20回以上は間違い無い。 スイスに住んで、今年で足掛け27年目だからもうそれくらいは行っているだろう。 我が街ローザンヌに比べると比較にならない大都会パリ…だけど、パリに行くほど大都会には薄れてい…

 一撮2017年度最高傑作写真発表…

先日、12月31日に一昨年のブログを見ると、2016年度一撮最高傑作写真発表…というのがあった。 該当作品なし…とあって、ああ、そういう一撮企画があったナァ〰と、それをすっかり忘れていた。 早速、昨日、2017年中に撮った写真を精査したが、まったく気に入…

心の水に棲む月 in Paris

1月3日より3泊でパリに行ってきた。 TGV(フランス新幹線)半額、ホテルも格安のニコルの手配で久々に我々の大好きなパリへ。 ホテルは出発数日前に、口コミの評価が悪い…ことをニコル自身が発見し、支払い済みなのに変更するとかなんとか 大騒ぎになった…